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九州ダービーの歴史を振り返るダービーマッチと聞くだけで、熱く燃え上がるサッカーファンは多いことだろう。国を二分するスペインダービー(エル・クラシコ)はその最たるものだ。スパニッシュでなくても、つい「レアルがあ〜だ、バルセがこ〜だ」と語ってしまうだけの魅力がある。となると贔屓チームのダービーは、必然的にさらに熱くなる。10月23日の博多の森では、九州ダービーと言われる「福岡vs.鳥栖」が行われる。九州を二分するとまでは行かないが、熱くなるのは必死である。両者のここまでの対戦成績は、福岡の9勝4分け2敗と福岡に軍配が上がるが、試合結果は1点差のゲームが多く、白熱した内容が多い。 裏付けるかのようにスタジアムに駆けつけたサポーターの数は、今季の両チームの対戦3試合すべてで1万人を越える。距離の近さも要因の一つではあるが、サポーターの熱き想いのなせる結果である。アウェーの地に乗り込んだ選手にとって、多くのサポーターが後押ししてくれることは、非常に心強いことである。今季の博多の森の入場者数は、鳥栖戦を除くと平均9,444人。前回の鳥栖戦は13,069人であることから、単純に3千人強が鳥栖を応援しに来た計算になる。博多の森では、アウェーチームのサポーターはゴール裏からの応援を余儀なくされるのだが、ゴール裏は約3,000人の収容人数であることから、この鳥栖サポーターの人数は、ゴール裏だけでは入りきれない計算だ。鳥栖の選手にとってこれほど心強いことは無いだろう。 一戦目は鳥栖スタジアムで1対1のドロー、昇格候補1番手とも言われた福岡に鳥栖が追いつきあと一歩と言うところまで追い込んだ。二戦目は博多の森で激しい点の取り合いの結果、3-2でロスタイムに福岡が勝ち越した。三戦目は鳥栖スタジアムで鳥栖の先制に福岡が後半に追いつくという一戦目と逆の展開を見せてくれた。どの試合を思い起こしても熱くなるものだった。四戦目にはどのようなドラマが待っているのか、興味深いところである。 九州ダービーとは、福岡と鳥栖の街同士の戦いであり、アイデンティティの戦いでもあり、プライドの戦いでもある。そして、サポーターの想いの丈が結果につながっていると言っても過言ではない。そこには、順位や過去の対戦戦績は関係ない。この一戦にかける選手とスタッフ、そしてサポーターの激しくぶつかり合う姿があり、勝った方が自分たちのプライドを誇示できるのである。10月23日の博多の森には、新たな伝説が生まれる予感がする。 以上 Reported by サカクラ ゲン 前回の対戦![]() ![]() ![]()
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