水戸ホーリーホック水戸ホーリーホック


今季ここまでのベスト布陣

オプタ 水戸ホーリーホック
GK 武田博行 30節で魅せたスーパーセーブはフロックではない!
DF 大和田真史 今季、最も成長した男。魂のこもったプレーが身上。
DF 深津康太 出場停止で存在感アピール!?今や外せないCBの筆頭。
DF 吉本岳史 主将。DFラインの要。チームに集中力を与える存在。
DF 須田興輔 未熟な守備能力をカバーして余りある攻撃力が魅力。
MF 永井俊太 センスあふれるプレーでゲームを操る水戸の司令塔。
MF 森田真吾 左足が何かを起こす。フォアザチームの動きも光る。
MF 秦賢二 変わらぬ献身的なプレーには頭が下がります。(敬語)
MF 伊藤仁 試合を重ねるたびに好活躍。いよいよ素質開花か。
FW ファビオ 脅威の18歳。フィジカル、センス、技術も抜群!
FW 磯山和司 安定感抜群のポストプレーヤー。今季はキレキレ!




ドキドキワクワク感を持ってゲームを見れる布陣



 今シーズンは、原則的に4−5−1のシステムをとってきた。これは前からプレスをかけ安定したゲーム運びをしたい、いわば『リスク管理型のシステム』で、点を取りに行くときは必ずといっていいほど2トップにシフトされている。水戸のサポーターの皆さんは(私も含めて)、後半、この2トップになってから、ドキドキワクワク感を持ってゲームを見ることができるのではないだろうか。

という理由もあり、私が選んだシステムは4−4−2。原則的には永井のワンボランチで、中盤はダイヤモンド型の布陣にする。

最優先したいことは、ファビオと磯山により前線に強力な基点を作り、2列目の森田−秦−伊藤の自由度を高めること。この3人は、3人それぞれに図抜けた才能を有している。それは森田の左足であったり、秦のクリエイティビティであったり、伊藤のスピードであったり・・・。これらが有機的に絡み合ったとき、爆発的な攻撃力が発揮されるはずだ。彼らが織りなす、右や左にとらわれない自由闊達な2列目の動きは、相手ディフェンス陣を混乱させるに違いない。秦には、ボランチ・永井を補完する役割も担ってもらうことになるが、彼の運動量、能力があればそれは無理な注文ではないだろう。

ディフェンスラインは従来どおりの4人。特に須田と大和田の両SBは今や水戸の名物。「須田のクロスに大和田がダイブ!」というような無茶(笑)や、ゴール前でポストプレーを見せる大和田(さらに笑)といったビックリな展開を、これからもどんどん見せてもらいたい。

これらすべて、MF永井が必死の思いで支えていることを忘れてはならない。ボランチ(=舵取り)の役目を確実にこなし、類まれなるセンスと技術でチームをコントロールする彼がいてこそ、このシステムが可能になることは言うまでもない。

Reported by 堀高介