モンテディオ山形
今季ここまでのMVP
| プロフィール |
| 氏名 |
桜井 繁 |
| 生年月日 |
1979年6月29日 |
| ポジション |
GK |
| 身長・体重 |
183cm 75kg |
| 前所属 |
駒澤大学 |
| 今季成績 |
33試合 |

数字に表れない部分に、本質と成長の証がある
第3クールを終えた山形の失点はJ2最少の29。そのすべての試合にフル出場し、ゴール前に立ち続けている。ゴールキーパー防御率は0.88でJ2トップ。当の桜井繁は「チームみんなのディフェンス意識が高い結果」とチームディフェンスの成果を強調する。
桜井個人のパフォーマンスに対して、また、チームの組織的な守備の象徴として。二重の意味を込めて桜井をMVPに選出した。
無失点試合が引き分けも合わせると13試合、1失点も13試合。チームの守備が機能し安定した試合が続くほど、ゴールキーパーは目立ちにくくなる。枠に次々飛んでくるシュートをことごとく止めれば、サポーターから「神」などと崇められスポットを浴びるだろうが、桜井はそれを良しとしない。実際、シュートストップなどで見せる桜井の反射神経には素晴らしいものがあり、神懸かり的なセービングもその特徴だが、クロスに対する飛び出しの早さやコーチングなど、判断の早さの部分もプロの4年間で大きく成長した。技術と判断力。「桜井は決して崩れない」という事実こそが、味方の10人には安心感を、相手の11人には威圧感を与えている。
そしてもうひとつ、注目すべきはフィードの質。キックの精度はもちろん、キャッチ後の判断の早さは今年格段の進歩を遂げた部分だ。それが結果的に速攻になるにせよ、遅攻になるにせよ、マイボールの1本目がしっかりとつながることがチーム全体の鮮度を保つが、その鮮度を保つために、味方とのコミュニケーションも密に取り合っている。
数字に表れない部分にこそ、ゴールキーパー桜井繁の本質と成長の証がある。
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桜井 繁 選手コメント
MVPが僕でいいのかな?っていう感じはします。
ここまでのJ2最少失点は、チームみんなのディフェンス意識が高いので、その結果です。僕個人的なことが理由ではないと思いますけど、いい連携とコミュニケーションが取れているのは間違いない思います。
去年と違うことは、組織ができてコミュニケーションが取れていることと、個人的には、技術的なことよりも精神的なことですね。慌てなくなったし、積極性も持ちつつ冷静にプレーできているので、その辺は良くなっていると思います。ただ、まだ直すところはたくさんあるので、そこを直してもっとうまくなりたいなと思います。
いい位置にいるので、一戦一戦大事にして、精一杯全力で戦っていきたいと思います。
シーズン終盤になって来ると、「これからが大事だから」ってみんな言うじゃないですか。そういう気持ちはまったくないんです。最初から1試合1試合が大事だと思ってここまでやってきているので。だから、特別なことをするつもりもないし、いつもどおりやります。
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Reported by 佐藤円