サガン鳥栖
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今季ここまでのベストマッチ
ベスト布陣
MVP
第4クール展望
第4クール展望 こう戦う!
シーズン当初の“ひたむきさ”が第4クールのキーワード
ここまでの鳥栖は 、怪我人が多くベストの布陣で臨んだ試合が少ない。特にボランチとDFに多くけが人が出たために不慣れなポジションで選手を起用せざるを得なかった。チーム登録選手全員がリーグ戦に出場すると言う、文字通りの総力戦で第3クールを終了した。「空いたポジションに調子の良い選手を使うだけ」と我慢を強いられた松本監督だったが、第33節では3バックを選択するほど窮していた。第16節以降から別チームのような戦い方を強いられてきているここまでの鳥栖である。
しかし、その悩みの種も第4クール早々には解消されそうな模様である。山道・高林・高地・落合の復帰の目処が見え始めたからである。他の選手も徐々に練習の輪の中に入ってきている。「駒さえ揃えば、あきらめることはない」と指揮官の鼻息は荒い。確かに今季の開幕から第15節までは怪我人が少なく戦術に応じた起用で、最高順位2位に位置した時期もあった。被シュート数は多くとも無失点の試合も多く、少ない得点で勝ちきった試合も多かった。得意とするポジションに選手が戻ってくれば、得意とする「高い位置からボールを奪い、奪ったボールは早く前線に渡す」(松本監督)ことも可能だろう。その上に「つなぐ意識を出したい」と更なる上を目指している。
システムは4-4-2と変えずに残りを戦うことだろう。
DF小井手の長期離脱は痛いが、山道・高地が戻ってくれば、奈良崎も含めてサイドDFの枚数は埋まる。落合の復帰は、CDとMFの新たな切磋琢磨が見られることだろう。ベテランの竹村と村主は、中盤の層を厚くする上に精神的な支えとしても必要だ。新加入の濱田の連携はさらに良くなることに間違いない。氏原のポストプレー、佐藤の運動量はFWに活を与える。若手とベテランが総力戦で戦える陣容が第4クールには整うことになる。
気がかりなのは、チームリーダーが不在と言うこと。14敗中12試合が1点差負け。乗り切れないといけない場面での失点が目立つ。特にセットプレーからの失点は、対応次第では十分に減らすことが出来る内容が多い。リーダーを創出することは難しいことだと分っている。ならば、選手の自覚に期待したい。おかれている立場、求められている仕事、自分の出来る能力をお互いにプレーで示し合わせれば良い。若いチームだけに勢いが付けば加速は早い。可能性があるうちは上位を目指して欲しい。シーズン当初の“ひたむきさ”が第4クールのキーワードになる。
「やらないといけない事は皆が分っている。やる事は選手が自覚している。やれる事を試合で出すだけ」と松本監督も残り試合での選手の成長に期待を寄せている。
前線からプレスをかけてボールを奪う。奪ったボールを中盤は散らし、FWは相手ゴールに集める。全員が守備をして全員が攻撃する。第1クールの鳥栖が第4クールで戻ってくる。戦術は大きく変わることないが、戦う陣容が戻ってくる。文字通りの総力戦。華麗さはないが鳥栖らしさが戻ってくる第4クールになりそうだ。
このまま行けば、新居が第42節のアウェー戦で、シュナイダー潤之介が第43節のホーム最終戦で、通算100試合の出場を飾ることになる。中心となる選手二人のより一層の奮起に期待したい。
Reported by サカクラゲン
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