ベガルタ仙台
今季ここまでのMVP
| プロフィール |
| 氏名 |
高桑大二朗 |
| 生年月日 |
1973年8月10日 |
| ポジション |
GK |
| 身長・体重 |
190cm・82kg |
| 前所属 |
東京V |
| 今季成績 |
32試合 |
前へ飛び出してシュートを撃たせない積極的な守り
インパクトという意味では、ボロボロだった守備を、自身の登場直後、強気のラインコントロールで立て直した富澤、あるいは夏に差し掛かる直前辺りから、明らかに一皮向けた働きを見せた梁の方が強いかもしれない。どちらも今季の仙台を代表する選手のひとりに変わりない。
だが、シーズンを通じた活躍という点で、彼ら二人を越える選手が存在する。GK高桑である。
開幕戦で自身のミスから2失点、大敗の要因を作ってしまった小針に代わり、2節からゴールマウスに立った高桑。まだチームの守備自体が定まっていなかった序盤こそ、なかなか失点減少とは行かなかったが、今思うとGKとしては、仕方ない失点だった。
そして富澤の戦線復帰もあり、DFラインの整備が急速に進むと、それが高桑の余裕にも繋がったのか、ファインセーブが次々と生まれ始めた。さらに今季から就任した藤川GKコーチの教えをみるみる吸収、ゴールライン上のファインセーブのみならず、前へ飛び出してシュートを撃たせない積極的な守りという、新たな魅力も開拓した。
J2ということを割り引いても、ひょっとしたら現在、キャリアの中で最高の出来に、高桑はいるかもしれない。第4クール、勝ち点3を積極的に取りに行くために、チーム全体が前傾姿勢となる必要のある仙台に、彼の活躍がシーズンを通じて続くことは、熾烈な昇格争いを戦い抜く上で必須である。
Reported by 佐々木聡