アウェイに行こう!
現地写真レポート:全南編
3月7日から始まったAFCチャンピオンズリーグ。川崎Fは韓国の全南ドラゴンズと同じ組になりました。しかし、全南の本拠地は「光陽(グワンヤン)」というガイドブックに載ってない街で、なかなか情報がありません。そこでJ's GOALでは3月11日(日)に現地にスタッフを派遣し、Kリーグの全南ドラゴンズ vs FCソウル戦をチェック、情報を収集してきました!
全南の本拠地「光陽(グワンヤン)」へのアクセスはバスが便利(鉄道は1日4本で4時間かかる)。バスは「西部バスターミナル(ソブ ボストミノル)」から。地下鉄2号線「沙上駅(ササン ヨク)」の5番出口を出て、左手に見える「Apple」というショッピングセンターの中へ。2階へ上がると連絡通路があり、正面にこのような建物が見える。
建物の中を入ると大きな空間の中にチケット売り場がある。スタジアムの最寄りは「光陽」ではなく、「東光陽(トングワンヤン)」で9400W(約1160円)。「光陽」行きのバスが途中経由するが、通らないものもある。その場合は「光陽」(運賃1万W=約1240円)まで行き、そこからバスやタクシーで移動する。この間は約10km。
チケット売り場の上には時刻表が掲載されている。「光陽」行きのバスは以下の通り。★印が「東光陽」を経由する便。
7:20 9:10★ 9:50 11:00★ 11:20 12:40 13:30★ 14:45 16:20 17:05★ 17:40 18:00★ 19:10★ 20:00★ 20:40★ 21:40★
「光陽」行きのバスは9・10番乗り場からの発車。スロープを降りていく。バスターミナルには売店やトイレがある。
11:00の「釜山」発「光陽」行きのチケット。No.が書いてあるが、バスは高速道路を経由するので座席に定員がある。早めにターミナルへ行って、チケットを入手する方が良い。
「光陽」行きのバス。通常の高速バスの場合、座席指定だが、このバスは自由席だった。
バスの前には行き先が書いてある。左から「中馬洞(チュンマドン)」「光陽」を経由して右端の「井邑(ジョンアプ)」行きという意味。このうち「中馬洞」が「東光陽」のことでややこしい。
バスは高速道路を西へ進み、1時間30分でサービスエリアへ到着。15分の休憩があった。ここから「東光陽」までは20分で、サービスエリアに止まらなければ2時間かからない。ただ、帰りは日曜の夜ということもあり、高速道路が渋滞。釜山まで3時間半もかかった。
サービスエリアでは同じバスが止まっているので、自分のバスをよく確認しておくこと。バスの運転手さんにも顔を覚えてもらうと良い。サービスエリアは日本と同じつくり。トイレと売店とレストランがある。
「東光陽バスターミナル」。バスや時刻表では「中馬洞」表記されることもある。小さなバスターミナルで、周辺への便が多い。試合のキックオフは19:00で、帰りの釜山行き最終バス(18:35)には間に合わないので光陽で宿泊か、21:30、21:55、22:15のバスで「順天(スンチョン)」に出ることになる。また、ソウル行きの夜行バス(22:30発)もある。
「光陽」の中心部。大きな街ではないが、バスターミナルからすぐのところに繁華街がある。道はやたらと広い。街の雰囲気は海が近くて、製鉄所があってということもあり、鹿島を思い出す。
繁華街は飲食店など、結構店舗が多い。また市内には、タクシーがバスターミナル以外にも多数見られた。
繁華街の中にある「モーテル街」。光陽にはホテルがほとんどなく、宿泊はこういった「モーテル」になる。見た目は日本のモーテルと一緒だが、韓国ではその目的?だけではなく、普通に男性や女性1人だけでも泊まることができる。ただし、英語や日本語はほぼ通じない。予約は電話ということになるのだが、難しいので旅行代理店経由になるだろう。
光陽市はPOSCO(旧名称:浦項総合製鉄)の主力製鉄所があるところ。その従業員のためか、高層住宅が多く見られる。
バスターミナルの近くにある市場。魚や肉、果物などが扱われており、中で食事をすることができる。特に魚屋ではそこで魚を選んで調理してもらうこともできる。
市内で見かけた地図。真ん中の「City Hall」と書いてある部分が「東光陽バスターミナル」のあるところ。右下にイラストで書かれているのがスタジアム。スタジアムの近くに列車(新幹線か?!)が書かれているが、実際は単線で工場通勤者が利用する線路。韓国の時刻表には路線は書かれているが、時刻は掲載されていない。
バスターミナルからタクシーで5分、3500W(430円)でスタジアム。他に交通手段はなさそうだが、市内にはタクシーが多く走っているので問題ない。帰りもタクシーが止まっているので、早めに拾いたいが、いざとなれば呼んでもらえばいいだろう。
「光陽サッカースタジアム」はPOSCO製鉄所の敷地に隣接しており、雰囲気はまさに「フクダ電子アリーナ」。
スタジアムの正面には全南ドラゴンズのマーク。
全南ドラゴンズの選手バス。一般の観客もほとんどが車で来場していた。駐車場は十分ある。
スタジアムの周辺には屋台が出ていて、にぎやかな雰囲気。
屋台の品数はとにかく多く、うまそう。写真は魚介類のチジミの屋台。
スタジアム外周にグッズ売り場があり、アパレルやバッグ、ストラップやキーホルダーなどを売っている。
スタジアム内ではカップラーメンを売っており、写真の場所でお湯を注ぐ。この日は寒かったので、カップラーメンがよく売れていた。
チケットは7000W(870円)。スタジアムでは席割りはなく、どこにでも座ることができた。メインスタンドにはスポンサー席があったが、そこでもチケットチェックはなかった。
スタジアムはサッカー専用で見やすい。屋根はメインスタンドの一部だけ。電光掲示板はアウェイ側サポーター席の上に1機。収容は約1万5000人。三ツ沢のイメージが近いだろうか。
スタジアム裏に製鉄所があり、煙突から白い煙。「フクアリ」を思い出すシーン。この日はKリーグの2007年シーズンホーム開幕ゲームだったが、満員とまではいかず1万人弱の観客。
スタジアムにはPOSCOの旗もはためいていた。
観客は多いが、コアな全南サポーターの数は少ない。アウェイのFCソウルと同じくらいで70人ほど。スポンサー関係の招待客が多いらしく、スタジアム全体にまったりとした雰囲気が流れていた。