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2007年11月26日(月)

【FCWC特集】オセアニア代表ワイタケレ・ユナイテッド ニュージーランドらしさ溢れる応援風景紹介

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 のどかなニュージーランドの、のどかなワイタケレ市ではサポーターたちも血走った雰囲気がない。ゲームを楽しみ、太陽を楽しみ、友人とのおしゃべりを楽しんでいる光景がグランドには見られる。NZFC(ニュージーランド・フットボール・チャンピオンシップで日本のJリーグにあたる)のリーグ戦が開始されたのは11月3日のことだ。ワイタケレ・ユナイテッドのホームグランドはTrusts Stadium Douglasという市の中心街にあるスタジアムである。しかし現在、改装工事が行われているため、ホームグランドを一時的に移すことを余儀なくされている。そのため今期のホームの試合はすべてFred Taylor Parkという郊外のグランドで開催される予定になっている。ここはお世辞にもスタジアムと言い難い。一見すると練習場のようなグランドである。

 
 しかしその分、開放感があり、選手もサポーターもサッカーを楽しむという雰囲気が漂っている。(実際にゲーム中、サイドラインを割ったボールはサポーターが走って取りに行く、というほのぼのした光景も見られる)なによりすばらしい点は、物理的に選手とサポーターとの距離が近いことである。まさに目の前で、選手と同じ目線でプレーを楽しむことができる。これは将来プレーヤーを目指している子供たちにとってはとても魅力的なことではないだろうか。自分が憧れている、目標としている選手たちは決してテレビの画面の中の人であったり、高いフェンスの向こう側の人ではなく、すぐ横でプレーしている人なんだ、と感じることができる。子ども自身がボールを蹴るときのモチベーションにも繋がってくるであろう。ゲーム中、時には選手と同じ気持ちで、実際にグランドのサイドを走ることもできるし、時にはコーチになったつもりで声援をかけることもできる。


 子供に対してのサービスはハーフタイム中の、少しユニークな光景の中にも見られる。控えの選手が両手一杯にキャンディーを持って来て、子供たちに向かってバラ撒くのである。ゲーム終了後は、お目当ての選手のところへ行ってサインをお願いしている子供も見かけた。

ホームグランドの改装工事、スタジアムという華やかな舞台でプレーすることができない、と一見すると少しネガティブなことのように感じられる問題も逆手にとって、「それなら、クラブチームが持つ本来の目的である、地元の人たちと一緒にサッカーを楽しむことを考え直す時間にしよう」というニュージーランド人らしい、前向きな姿勢がプレーヤーからもサポーターからも溢れているグランドである。


グランドの横で寝そべって観戦などというのどかな光景もみられる



ボールボーイの少年・少女たち



グランドで見かけたワイタケレサポーターの親子は
お手製のフラッグとチアホーンで応援


Reported by 入谷茂樹

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