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【Jユースサハラカップ2007】本大会決勝トーナメントの展望

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クラブチーム1年締め括りのJユースカップ。G大阪、広島を軸とした展開が予想されるが、それを覆すチームの登場にも期待

ガンバ大阪ユース写真

U-18・U-17・U-15などユース年代の代表選手を擁し、第31回日本クラブユース選手権でも優勝しているG大阪は、今大会でも注目される。

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今大会では、U-18・U-17・U-15などユース年代の代表選手を擁し、第31回日本クラブユース選手権・優勝のG大阪と、同大会ベスト4で高円宮杯(全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会)準優勝の広島が優勝争いの軸になり、彼らが注目されるのは当然であるが、それ以外のチームが夏から秋にどれだけ鍛えられ、成長しているのかというところにも注目して欲しい。


元横浜FMユース監督で現・神戸のU-21監督の安達亮氏は「春に飛び出したチームも夏には追い付かれる。そして、鍛えているチームは冬になるともっと頑張ることが出来る」と話す。彼らがG大阪、広島という力のあるチームにどう挑んでいくのか注目して欲しい。


また、力があるのに全国大会でなかなか結果が出なかったチームの活躍にも期待したい。この意味では、大分は最右翼に位置すると言っていいだろう。現在トップチームで活躍する西川周作(U‐22日本代表)、梅崎司(U‐20日本代表)、福元洋平(U‐20日本代表)を輩出しており、評価は高いチームだったが、全国ではたまたま勝てていないだけだった。今年はFWの清武功暉、ボランチでチームの軸である井上裕大が注目だ。清武はトップチームでリハビリ中の兄(弘嗣・3年生)の分もゴールを決めたいところだろう。


この大分は、戦術的には特別変わったことをするチームではないが、九州のチームらしくハードワークが出来る。そして、関東では柏が面白い存在。ポゼッション能力が高く、ボールを簡単には失わない。このチームが前に圧力を高めてくれば怖い存在になりそうだ。
また、U-17城福ジャパンの主力選手が揃う横浜FMも力があるチーム。水沼宏太、端戸仁ら前線にタレントが揃っている。Jリーグデビューを果たした水沼は攻守に渡ってハードワークが出来るだけでなく、プレーはユーティリティで状況に合わせたプレーの判断も適切に出来る。前日(12月8日)に天皇杯があるだけに出場は微妙だが、12月9日の初戦(愛知FC対G大阪の勝者@MM21)に彼が出場すれば、相手チームのマッチアップするサイドは大いに悩まされるだろう。そして、守備陣が頑張りぬくことが出来れば、横浜FMの上位進出も期待できる。


サンフレッチェ広島ユース写真

昨年この大会で優勝している広島。今季ここまでの大会でも上位に顔をみせており、G大阪とともに優勝争いの軸になることが予想される。

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また、日本クラブユースサッカー連盟から出場する4チーム(千葉SC、愛知FC、FCみやぎバルセロナ、エストレラ姫路FC)にも注目して欲しい。そのなかのひとつ、エストレラ姫路FC(兵庫県)は8年前にクラブが立ち上がり、ユースチームは5年目のクラブ。プリンスリーグ関西に出場していたものの、2年連続で代表の座を逃がし、今回3回目の挑戦で全国の切符を手にした。特徴は、ボールを大切にして繋ぐサッカーで、クラブの前田真吾代表は「そのサッカーで代表になれたことが大きい」と話す。ジュニアユース時代に兵庫のクラブ選手権で優勝しながらも全国を逃がしたメンバーが今の3年生で、彼らが全国に賭ける気持ちは強い。初戦の相手が名門の東京Vとなれば尚更だ。


将来の日本代表のエース候補を擁するG大阪、広島などの前評判の高いチームの活躍だけでなく、それに挑むチームにも注目してこの大会を楽しんで欲しい。

Reported by 松尾潤