第1戦 9月1日(水) 鹿島 vs 川崎F(19:00/カシマ)
第2戦 9月8日(水) 川崎F vs 鹿島(19:00/等々力)
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ヤマザキナビスコカップ決勝トーナメント、開幕迫る!
準々決勝は9月1日(水)、9月8日(水)の2日間に渡る、ホーム&アウェイ形式で開催されます。前回ご紹介した準々決勝進出クラブのニューヒーロー賞候補たちに続き、キャリアを重ねた今まさに、その輝きを増しているこの8人をピックアップ。ベスト4への道を切り拓く、「今が旬」のこの男たちを見逃すな!
≫2010ヤマザキナビスコカップ特集
■中田浩二(鹿島) 1979年7月9日生まれ・31歳
昨季途中からレギュラーポジションを獲得すると、5連敗と沈んだチームを見事に救い、3連覇の立役者となった中田浩二。今季も開幕当初からなくてはならない存在感を見せている。7月9日には31歳となり誕生日にはチームメイトからブラジル式の手荒い祝福を受けたが、年齢とともに輝きは増すばかりだ。ただ、その輝きは色合いを微妙に変えながらここまで来た。
以前の中田は、2000年のヤマザキナビスコカップでMVPを獲得したように、当時監督を務めていた世界的名ボランチのトニーニョ・セレーゾの指導を受け、得点も奪える大型ボランチとして成長していた。特に鹿島では本田泰人、熊谷浩二といった運動量豊富な選手に囲まれ、さらにバックラインには秋田豊、相馬直樹、名良橋晃と日本代表選手が揃い、守備の安定度が高かった。そのため、攻撃力の高い中田は、その特長を存分に活かすために、積極的に前に飛び出しチャンスに絡んでいくことができた。
ただ、同時に1998年から日本にやってきたフィリップ・トルシエ日本代表監督のもと、彼が提唱する3バックには欠かせない存在となっていった。それを可能にしたのは適応力の高さだろう。長年、ともに戦って来た本山雅志はその要因を「浩二は頭が良いから」と分析する。もともとMFの選手ながら、急遽抜擢されたDFとしても高い能力を発揮しながら順応。FIFAワールドユース選手権(99年ナイジェリア)、オリンピック(00年シドニー)、そしてワールドカップ(02年日韓)とトルシエの秘蔵っ子としてプレー。ついにはトルシエとともに海を渡り、オリンピック・マルセイユへ移籍を果たすのである。
しかし、08年の夏場に鹿島へ復帰すると、かつてのダイナミックなプレーは影を潜めていた。それもそのはず、膝の軟骨は潰れかけ、すぐに水が溜まる症状と戦わざるを得ない状態だった。センターバック、サイドバック、ボランチと、数多くのポジションができるマルチロールとして期待された鹿島復帰だったが、満足なプレーを見せることができない。08年のヤマザキナビスコカップでも準々決勝第2戦にセンターバックとして出場したが、相手のスピードに翻弄される場面も多く、思うようなプレーができない日々が続いた。
それが今季は違う。
「今年はイメージ通りのプレーができている」
若かりし頃のように自身がゴール前に飛び出す場面は少なくなったが、流動的に動く鹿島の中盤のバランス修正を一手に引き受けている。さらに、ボールが転がってくる場所があらかじめわかっているかのような位置取りで、セカンドボールを次々と拾っていく。調子の良さは得点力も呼び覚ました。Jリーグ第14節のジュビロ磐田戦( http://www.jsgoal.jp/game/2010/20100100010220100724.html )ではするするとゴール前まで侵入し、相手DFがマークにつけないままヘディングシュートを叩き込んだのである。
ヤマザキナビスコカップは、ここからトーナメントでの戦いとなる。1つのゴールが勝敗を大きく左右する。機を見た中田の攻撃参加が、頂点に上り詰めるための武器となることは間違いない。
以上
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2010.08.26 Reported by 田中滋











