月間MIP

J1 11・12月度 J'sGOAL月間MIP(12月12日更新)

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レアンドロ ドミンゲス選手(柏)柏がスパートを見せたラスト4試合の戦いを振り返る時、レアンドロ ドミンゲスの圧巻の活躍を語り落とすことはできない。
出場停止とケガの影響で第29節と第30節を欠場していたため、復帰戦となった11月初戦の第31節・新潟戦はコンディションがどこまで上がっているか、そんな懸念材料もあった。ところが3試合ぶりの復帰にもかかわらず、この男はいきなり別次元のプレーで柏に勝利をもたらすのである。中でも34分のゴールはレアンドロの創造性がいかんなく発揮されていた超絶妙技だった。相手最終ラインのギャップへ飛び出し、ジョルジ ワグネルからの浮き球スルーパスを受け取ると、ボールに触らず体を反転させながらボールを懐に呼び込み、「GKを見たらゴールに残っていたので、届かないところを狙った」と柔らかいタッチのシュートをいとも簡単に沈める。レアンドロの2ゴールを含む4−0で、柏は快勝を収めた。
第32節・アウェイの清水戦も彼の独壇場だった。0−1と清水リードで迎えた62分に、セットプレーのボールをDFと競り合いながら、身を投げ出して工藤壮人の同点ゴールをアシスト。そして85分にはジョルジ ワグネルのシュートをGKが弾くと、文字通り"ねじ込む"といった表現がふさわしい、魂の込められた逆転ヘッドで5連勝に貢献した(動画)。この勝利で柏は優勝に王手をかけた。
第33節・C大阪戦は、勝てば他会場の結果次第では優勝が決まる状況であったが、先にC大阪に先制される苦しい展開となる。得失点差で分の悪い柏は、敗北を喫すると名古屋に勝点で並ばれ、順位では追い抜かれるという一転して不利な状況に陥る。だが、それを救ったのがレアンドロの一撃だ。65分に田中順也の落としを左足で豪快に叩き、1−1のドローへ(動画)。これで自力優勝のアドバンテージを握ったまま最終節の浦和戦に優勝の可能性をつないだ。
最終節の浦和戦ではゴールこそ奪えなかったものの、攻撃にアクセントを与えて試合を有利に運ぶ原動力となり、チームが挙げた3得点全てに絡んだ。柏の初戴冠を決定付ける試合でも動じることなく、"柏のキング"たる堂々としたプレーを披露したのである。
「34試合、どの試合も常に自信を持ってプレーすることができた。優勝できてすごく幸せな気持ちでいっぱいだ」
試合後、レアンドロはいかにも彼らしく、あまりはしゃいだりもせず、クールに優勝の喜びを噛みしめていた。

Reported by 鈴木潤
J1 ランキング(12月12日発表)
ポスト・バーに嫌われたシュート数(11・12月)
1鹿島5
2広島4
33
4G大阪2
4横浜FM2
4山形2
4川崎F2
4磐田2
4名古屋2
10C大阪1
10神戸1
10新潟1
10甲府1
10浦和1
10仙台1
GKセーブ数(11・12月)
1山本海人(清水)21
2北野貴之(大宮)18
3徳重健太(神戸)16
3藤ヶ谷陽介(G大阪)16
5キム ジンヒョン(C大阪)15
5菅野孝憲(柏)15
7加藤順大(浦和)13
8林 卓人(仙台)12
8川口能活(磐田)12
10曽ヶ端準(鹿島)11
ドリブル回数(11・12月)
1ジュニーニョ(川崎F)33
2原口元気(浦和)20
2ミキッチ(広島)20
4チョ ヨンチョル(新潟)18
5橋本和(柏)17
6梅崎司(浦和)16
6レアンドロ ドミンゲス(柏)16
8田坂祐介(川崎F)15
8玉田圭司(名古屋)15
10ジウシーニョ(磐田)14
10イ グノ(G大阪)14
10松浦拓弥(福岡)14
ロングゴール(年間)
1小笠原満男(鹿島)

7/31,第19節

49.1m
2大前元紀(清水)

6/11,第14節

43.6m
3ボスナー(清水)

6/18,第16節

35.7m
4大塚翔平(G大阪)

8/24,第23節

34.7m
5ボスナー(清水)

11/20,第32節

34.6m
6藤本淳吾(名古屋)

10/15,第29節

34.0m
7ミキッチ(広島)

9/10,第25節

33.8m
8ハーフナー マイク(甲府)

9/17,第26節

33.3m
9大久保嘉人(神戸)

5/14,第11節

32.5m
10ボスナー(清水)

11/3,第31節

31.4m

J2 11・12月度 J'sGOAL月間MIP(12月12日発表)

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内村圭宏選手(札幌)近藤祐介のパスを右足で見事にコントロール、トップスピードのまま相手ペナルティーエリアへ向けて持ち込むと、振り幅の狭いキックを一閃。相手の日本代表GK権田修一のニアサイドをいとも簡単にぶち破り、この試合2点目となる得点を決めてみせた(動画)。
12月3日に行われた最終節・F東京戦。4万人近い観衆で膨れ上がった札幌ドームで、札幌のエース内村圭宏がその実力を存分に発揮した。前述のファインゴールは、J2王者からの勝利を決定づけただけでなく、4シーズンぶりとなる札幌のJ2昇格を手繰り寄せるものでもあった。
「ここ数年のなかで、今が一番調子がいいかもしれない」
11月の中旬の練習後、内村はこのように話していた。昨季までは慢性的な腰痛でなかなかベストなパフォーマンスを出し切ることができず、今季も開幕直後に原因不明のかかと痛を患い、6月途中までベンチ入りさえままならない状況に陥っていた。
それが夏場を過ぎると、かかとの痛みは解消。腰痛についても「うまく付き合えるようになってきた」。秋口に入り、いよいよ内村がその実力を見せつけるようになる。

内村の特徴は、何と言ってもプレーの質だ。パスを受ける際にはしっかりとマーカーから遠い位置にボールを置くし、狭いスペースでも自在にターンをすることができるし、わずかな隙間があればシュートを狙える。ワンプレーでチャンスの質を高める、ハイレベルなアタッカーだ。
J2のなかではダントツのプレーレベルを持っていると言っていいだろう。

ただし、今季の途中までは前述したような慢性的な腰痛などでうまく本領を発揮することができなかった。体力的な不備も多く、フルタイムでの活躍が見込めない選手でもあった。やはり、どれだけ能力が高くとも、90分間を通してプレーできない選手を「ハイレベル」と評するわけにはいかない。それがこの秋、自らの体とうまく付き合えるようになり、ハイレベルなプレーを連発するようになった。前出のF東京戦も含め、J2のなかでは突出する存在となっていったのだ。
11月、12月のStats Stadiumポイントではシュート数(18本)がリーグトップで、得点数(4得点)がリーグトップタイ。チャンスの質を高めるだけでなく、フィニッシュの部分でもその存在感を強調していたということになる。この選手の活躍が、シーズン終盤の札幌の粘りを支えたと言える。

Reported by 斉藤宏則

内村圭宏選手のインタビューはこちら J2 11・12月度MIP受賞インタビュー:内村圭宏選手(札幌)
「期待に応えなければいけない、その重圧がうれしかった」
J2 ランキング(12月12日更新)
ポスト・バーに嫌われたシュート数(11・12月)
1大分4
1栃木4
3F東京2
4熊本1
4北九州1
4千葉1
4鳥取1
4鳥栖1
4富山1
GKセーブ数(11・12月)
1本間幸司(水戸)21
1李 昊乗(札幌)21
3川浪吾郎(岐阜)20
3オ スンフン(徳島)20
3北 一真(草津)20
6佐藤優也(北九州)15
7関 憲太郎(横浜FC)14
7柴崎貴広(東京V)14
9西部洋平(湘南)13
9鶴田達也(富山)13
ドリブル回数(11・12月)
1アポジ(東京V)28
1長谷川博一(大分)28
3ドゥトラ(京都)26
4中村充孝(京都)21
5齋藤学(愛媛)20
5河野広貴(東京V)20
7小池純輝(水戸)19
8山田晃平(草津)18
9地主園秀美(岐阜)17
9内村圭宏(札幌)17
ロングゴール(年間)
1植田龍仁朗(岡山)

10/30,第33節

59.9m
2野崎陽介(横浜FC)

8/27,第26節

57.7m
3那須川将大(栃木)

5/22,第13節

44.8m
4河野広貴(東京V)

6/19,第17節

44.4m
5松下裕樹(草津)

8/21,第25節

41.7m
6呂 成海(鳥栖)

9/4,第4節

38.5m
7藤田優人(横浜FC)

10/23,第32節

37.7m
8那須川将大(栃木)

4/23,第8節

36.9m
9木村祐志(北九州)

10/23,第32節

35.6m
10大迫希(熊本)

10/26,第7節

34.7m

J's GOAL 月間MIPとは

MIP=Most Impressive Player
J's GOAL編集部にて、月間で最も活躍した選手をMIPとして選出しています。
そしてStats Stadiumポイントを元に、J1・J2共にベスト11を2006年10月より掲載しています。

11・12月度 Stats Stadium月間ベスト11 (12月12日発表)
J1月間ベスト11 J2月間ベスト11

ベスト11は月間で集計されたStats Stadiumポイントの上位選手を選出しています。(選手の本来のポジションと異なる場合があります。ご了承ください)

Stats Stadium