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【J1:第1節 G大阪 vs 大宮 プレビュー】ゼロックス覇者・G大阪が好スタートを切るのか?新監督率いる大宮が昨年の屈辱を晴らすのか?寒さを吹き飛ばすような、熱い試合を期待!(07.03.02)

3月3日(土)J1 第1節 G大阪 vs 大宮(19:00KICK OFF/万博)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 意外にも、ガンバ大阪はここ3年、開幕勝利を挙げていない。04年は鹿島と引き分け、05年は今季と同じ相手、大宮に0−2と黒星。昨年は浦和と引き分けている。開幕戦という独特のムード、チーム全体の仕上がり、久しぶりの公式戦…と単に力だけの結果とは思えないいろんな要素が働いて、勝利を奪え切れていないという印象だ。一方の大宮は開幕戦の勝率がよく、J1昇格の05年から2連勝中。果たして、このデータは今季の開幕戦での結果を左右するものになるのだろうか…。

 だが、ゼロックススーパーカップで浦和に4−0と大勝し、雰囲気はもちろん、チームとしての仕上がりもよく開幕戦を迎えるG大阪にとって、このデータはあまり関係ないという見方もできる。現に「先に1つ公式戦を戦っているだけに、開幕戦がいかにも開幕戦という感覚はない。浦和戦の勝利を自信にして迎えたい」とGK松代直樹が話すように、選手たちは開幕戦ということをあまり意識せずに、この大宮戦を迎えることになりそうだ。ただ、言うまでもなく過剰な自信や気のゆるみは禁物。西野朗監督も語気を強める。
「浦和戦でいいゲームが出来たからといって、Jリーグのバロメーターになるかと言えば、そうでもない。あの浦和ならどのチームもいいゲームが出来ただろうしね。確かにストロングポイントは出せたけど、自分たちの課題が見つからなかったというのは、ある意味ウィークポイントにもなりうる。Jリーグを戦っていく中でより強く、鋭くチームを磨いていくことを考えたい。」

 そのG大阪にとって、勝負の明暗を分けるのは、まず『いかに自分たちのサッカーが出来るか』だろう。言うまでもなく状況に応じた臨機応変さは必要だが、相手に流される、あるいはペースを『握らされる』ことがあってはゲームの主導権はとれない。浦和戦のように全員が守備意識を高く持ちつつ、守備から攻撃をコンパクトに敷いて連動し、ゴールまでボールを運ぶこと。その上で、自らペースを『握ること』が必要だ。

 一方今季の大宮は、昨年までのように引いて守るスタイルから、高い位置でのプレッシャーを心掛ける積極的な守備を意識したスタイルへと変貌している。こういった事を考えても、前線からの精力的なプレッシャーはG大阪の攻撃チャンスへと繋がっていく。その中で不用意なミスを減らし、しっかり人とボールを動かしながらリズムを見いだすことが出来れば、後はフィニッシュの決定力次第。そこは浦和戦でハットトリックを決めたFWマグノアウベスや、「チャンスはたくさんあるのだから、それをいかに決めていくか。そこにこだわる」と話すFW播戸竜二、更に、「相手にしっかり守られた際にいかに崩せるか。攻め急がず、焦らずに攻撃を作りたい」と話すMF二川孝広、ゼロックスでの存在感が目を惹いたMF遠藤保仁など、好調をきたす攻撃陣に大いに期待したい。

 ただ、大宮の攻撃が昨年以上に勢いを増していることも忘れてはならない。『攻撃の組織化』はロバート新監督の今季のチームづくりにおける狙いの1つだが、中盤での組み立てからMF藤本主税やMF橋本早十らにスムーズにボールが渡れば、抜群の攻撃センスをもつチーム一の点取屋、MF小林大悟や新加入のFWエニウトンらにフィニッシュまで持ち込まれる機会が増えるのは必至。開幕前のプレシーズンマッチ等では、そうした攻撃力が出し切れずに点を獲りあぐねた印象だが、組織だった攻撃力が示されれば脅威となる。G大阪はその事を頭に置いた守備、すなわち攻守のバランスを失わないゲーム運びが必要になるだろう。

 冒頭に書いたように2年前の同カードによる開幕戦は大宮が0−2と完封勝利を挙げていることを思えば、G大阪にとってはある意味、リベンジの一戦。また大宮にとっても、昨年2戦2敗と苦汁をなめた相手という意味でのリベンジの一戦になる。開幕戦唯一のナイトゲームということで、冬の名残を感じる厳しい寒さにさらされそうな試合だが、内容の方は、両者のプライドが音を立ててぶつかりあうような、熱い試合を期待したい。

以上

2007.03.02 Reported by 高村美砂

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