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第4節を終えて、2勝2分け、波に乗れず足踏みの続く昨季王者の浦和(6位)は第5節、ホームにリーグ3連勝と調子上向く5位磐田を迎える。
前節の大分戦では、2対1と終盤まで1点をリードしながら、チャンスを生かし切れずダメ押しの3点目を奪えなかったことが響き、89分にまさかの失点を喫した浦和。第2節の新潟戦同様(2対0とリードしながら終了間際に2失点)、終盤でのまずいゲーム運びが目立ち、土壇場で勝ち点2を失うことになった。
選手の疲労が目立つなか、選手交代の遅れが目立つなど、オジェック監督の采配にも疑問符は付く。だが、その前に大分戦では今季初めて4バックでのスタートとなったが、これがどうもしっくりいっていない。確かにACLのシドニーFC戦では、試合途中に故障者が出たこともあり、急遽4バックにしたことが、その後の同点劇につながったが、大分戦では明らかに攻守のバランスを欠いていた。
「3枚とか4枚とかが問題ではない。守備をコンパクトにできるかどうかが重要だ」と自信を見せるオジェック監督に対し、「シーズン途中で変えるのは難しい。不安はある」と話す守備の要・闘莉王。選手と指揮官の間には、考えに若干の相違があるようだ。
4バックになったことで、大分戦では闘莉王自慢の攻撃参加は影を潜め、右SBに入った山田暢久にしてもの得意のオーバーラップの回数は数えるほどだった。中盤に長谷部誠が復帰(大分戦で今季初のフル出場)したことで、攻撃のバリエーションが増えたことは明らかだが、前線と最終ラインの間は広く、攻撃は個人技頼みの感が強く、それが終盤に疲労を招いたことは否定できないだろう。
ホームでは一昨年より無敗記録を更新する浦和。磐田戦でも4バックの新布陣が予想されるが、果たして新システムが機能するかに注目だ。
なお、キャプテンの山田は、磐田戦に出場すれば「最年少」(31歳6カ月28日)で史上7人目のJ1通算350試合出場を果たすことになる。
対する、磐田は4日のナビスコカップでは0対1と横浜FCに敗れたものの、リーグ戦では開幕戦の黒星以降3連勝と勝利を重ねている。前田遼一、西紀寛に続き、ナビスコ杯では今季新加入のFW林丈統が故障に見舞われてしまうなど、前線の層の薄さは気になるところだが、そこは新旧のストライカー、カレン・ロバート、中山雅史の頑張りに期待したい。磐田としては、まずは失点を最小限に抑えて、少ない好機を確実に得点に結び付け、勝機を見出したいところだろう。
前節から中5日で臨める浦和に対し、ナビスコ杯から中2日でのゲームとなる磐田。その辺が与える影響も少なくないだろうが、磐田としては昨季王者に対し、まずは走り負けないことが大切。粘って、終盤の1点勝負に持ち込めば、勝機は膨らむはずだ。
以上
2007.04.06 Reported by 栗原まさお