検索

J'sGOALニュース

【ひかりTV連動企画】J1 10月度MIP受賞インタビュー 清水健太選手(山形):「それなりに試合に出て経験したことが生きているのかなと思います」(09.12.01)

J2では被シュート数の少なかった山形が、J1に昇格すると一転、多くのシュートを受けるチームになった。しかし、J2時代も確実に好セーブを続けてきた清水健太にしてみれば、そこは存在感をさらに発揮できる場。残留争いのライバルたちとの直接対決が続いた10月、3試合連続無失点でチームを降格の淵から大きくジャンプアップさせた。山形のサポーターなら「あのセーブがなかったら…」というシーンがいくつも思い出せる10月の活躍を、「シミケン」自身に語ってもらいましょう。
ひかりTVの動画では、ゴールポストに“ゴッツン”したあのシーンも振り返ってもらいました。

★掲載分はインタビューの一部です。インタビュー全編(動画)はひかりTVで公開予定です。 
※視聴にはお申し込み手続きが必要です。詳細はコチラ↓
http://soccer.hikaritv.net/order/

■残留争いの直接対決4連戦!
清水健太清水健太
copyright
protectひかりTV

清水健太選手のインタビュー全編(動画)はひかりTVで公開予定です。詳細は上のバナーをクリック!!

Q:10月の試合は大分戦、神戸戦、柏戦で2勝1分、3試合で失点0でした。キーパーとしてはすばらしい数字ですが?
「キーパーとしてはすごくいい月ですね、失点していない月なので」
Q:残留を争うチームとの連戦ということで、重要な3試合だったと思いますが?
「残留争いの直接対決は、その前の千葉戦(第27節、9月26日)から始まっているんですけど、千葉戦の勝利というのが自分たちに自信というか、やれるんじゃないかと思わせてくれたような気がします。いい流れで10月に入れました」
Q:大分戦(第28節)は、結果は0−0でしたが、苦戦した試合でした。
「対戦している自分たちが思うぐらい、大分の選手が必死に戦ってくる感じだったので、そういった部分では押されちゃったのかなという気がします」
Q:攻撃がうまくいかずにミスからカウンターを受けるシーンが多かったのですが、そこでキーパーとしてはどんな準備をしていましたか?
「リスク管理は徹底しているつもりでもやられていたりしたので、本当に0で収まってよかったなと思える試合でした」
Q:フリーで打たれるシーンもありましたが、枠を外れて助かるシーンも多かったですね。
「大分は点が取れていないチームだったので、シュートを打つ人にも余裕がなくて、無理矢理打っているような状態だった。それで、それなりに対応はしやすかったのかなと思います。何本かフリーなシュートが来ましたけど、向こうのほうに余裕がなくて、こっちはしっかり構えてしっかり対応できれば、そんなにやられるという感じはしませんでした」
Q:柏戦(第30節)は古巣で、しかも日立柏サッカー場での試合でした。順位も15位(山形)と16位(柏)での直接対決になりましたが、どんな試合でしたか?
「勝つのと負けるのとでは、大きく自分たちの状況が変わってしまう試合…とは予測できましたけど(笑)」
Q:いつもの試合と違う緊張感はありましたか?
「いい意味であったのかなとは思っています」
Q:緊張で体が思うように動かないとか、判断が遅くなるということはなかったですか?
「そういうのは気にはならなかったです。あそこのスタジアムではやり慣れていますので、相性もいいと思う。ポジティブなイメージのほうが強かったです。だから、うちの選手でやり慣れていないほかの人の心配をする余裕ぐらいありました(笑)。でも結果を見れば、全然心配する必要はありませんでしたね」
Q:立ち上がりに山形の決定機が何度かあって、それを柏のGK菅野孝憲選手が好セーブしました。反対側から見ていて、どういう気持ちになりましたか?
「長谷川(悠)のヘディングを止めたときなんかすごいと思ったし、もしかしたら当たり日で、なかなか点を与えてくれないんじゃないかなという感覚を抱きましたね。あれだけ攻めて点を取れないときって、とても嫌な流れになることがサッカーでは多かったりするので、若干、不安な気持ちにもなりました」
Q:後半に1点先制しましたが、そのあとは柏も勝たなければいけないということで、かなりパワープレー的に攻撃してきました。
「そのへんは予測ができたというか、『これからは守る番かな』ぐらいには思えたので、それなりにいい対応ができたのかなと思います」
■より自分のプレーの出し方をわかってきた
清水健太清水健太
copyright
protectひかりTV

清水健太選手のインタビュー全編(動画)はひかりTVで公開予定です。詳細は上のバナーをクリック!!

Q:その攻められている時間帯にビッグセーブが何度もありましたが、そこで防げなければ追いつかれていました。
「そうですね。あのうちの1本でも入っていたら、完全に飲まれていてもおかしくない展開だったと思います。でも、ディフェンスの選手がそんなにどフリーで打たせている感じでもなかったと思うので、そこは自分でもそれに応えたいなという気持ちでできたので、よかったです」
Q:いいセーブをしたあとは、どんな心理状態になりますか?
「どうでしょう? 自分の場合は、このあとに簡単なシュートなんかで失点してしまったらそのプレーの意味がなくなると思っているので、そういうプレーをしないようなことを意識して、自分にいい聞かせるようにしています。サッカーではよくありますよね。ナイスセーブしてても、1本のミスで点を取られて負けちゃったり、台なしにしちゃうシーン。そういうプレーをしないようにいい聞かせています。…でもわかんないです。しちゃうときはしちゃうんですけどね」
Q:あれだけの緊張感のある試合で、冷静さを保つのは難しいと思いますが?
「そういうメンタルのコントロールがうまくできている時もあれば、できていない時ももちろんあるんですけど、そのなかでは、柏との試合はいいメンタルで臨めたと思います」
Q:精神的に強いですね。
「もしかしたら、強いんですかね。それなりに試合に出て経験したことが生きているのかなと思います」
Q:清水選手にとっても、J1にコンスタントに出続けるのは初めてのシーズンになります。慣れてきた部分はありますか?
「もちろん、シーズンを通して戦ってきて慣れてきて、より自分のプレーの出し方をわかってきたような気がします。でも、いつできなくなるかはわからないので、しっかり気を引き締めて練習していかなくてはいけないですけど」
Q:昇格したばかりのチームということもあって、J2時代と比べても被シュート数が多くて、10月の3試合も相手のほうがシュート数が多い。そういう試合が今年はずっと続いていて、そういうチームのゴールキーパーの役割は重要ですね。
「まあ、しょうがないなと思ってやっています。今年J1の1年目で、どう考えても個の能力だったり、いろんな意味で苦しい試合になるのはシーズン前からわかっていたこと。たとえばシュートを20本打たれたとか、そういうところはあまり気にしていないというか、しょうがない部分があると思ってやっていますね。ディフェンスが体を寄せてくれていれば、シュートが枠を外れてくれることもあるし。失点数のほうは気にしてやっていますが、打たれる数はあまり気にしていないです」
■何味のガム?
月間MIPへこれが聞きたい月間MIPへこれが聞きたい
Q:ふだんの練習を見ているとリラックスしているように見えますが、ゲーム形式の練習や実戦ではかなり集中が高まっています。
「すべてをマックスでやる体力や集中力はないのかなと自分では思ってます。メリハリと言っていただけるといいかもしれないですけど、自分のコンディションなりを確かめながらアップして、ゲーム形式ではバーッと入れるようには意識しています」
Q:スイッチの切り換えはどの時点でやっていますか?
「笛が鳴ったとき、最初に『しっかり入れ!』と言うようにしています。そこで言ったからには自分もやらなくちゃいけなくなるので、そこでスイッチが入るようになっている気がします」
Q:みなさんから質問を募集したなかから、いくつかお答えいただきます。muraさんからは「試合中いつもガムを噛んでいますが、何味のガムが好きですか?」。ひよさんからも「清水選手は試合のとき、よくガムを噛んでいますが何味のガムを噛んでいるのですか?」と同じような質問が届いています。
「味にこだわりは正直ないですけど、口の中で溶けないガムです。運動していると体温が上がってきて、軟らかいガムだと口の中で溶けたりするんです。溶けないガムだったら、こだわりはないかなというところです」
Q:次の質問です。通りすがりさんからです。「試合の円陣を組んだあと、ポジションに着く時、ゴールポストに触れていますが、いつ頃からされているんでしょうか?」
「憶えてないですけどねえ…いつからだろ? プロに入ってからだと思います、確実に。山形に来てから。柏のときはやってなかったと思うんだけどなあ…。 最近は続けているという認識が自分でもあるから、ルーティンワークみたいな部分もあるし、タッチしたあとに真ん中を確認するんですよ。ど真ん中に立ってポストの位置を確認して。そんな一連の流れですね」
Q:アリストさんからの質問です。「日本代表は意識しますか?」
「いや、意識できませんね。世間の風潮的には、若い子を育てたいのかなというのがあるので。自分の年齢(28歳)的には、チャンスが来たらラッキーかなというくらいです」
Q:アリストさんからもう1問です。「もしサッカー選手にならなかったら、何になりたかったですか?」
「何にしようかなあ。実際に考えたことがなかったので。でもどうですかね。プロになるとか思ってなかった高校生の頃は、無難に大学行って、無難に就職しているのかなと思ってたから…。今はサラリーマンは無理だろうなって思いますけど、高校から大学へという流れのままいっていたら、できなくなかったかなとも思います。でも、自分でやれることをしたいなと。サラリーマンよりは、自分で自由の利くような仕事をしたいという感じですね」
Q:見ていてわかります。山の中でログハウスにでも住んでそうなイメージもあります。
「ちょっとそれは人恋しくなっちゃいますね。1人の時間も好きです。でも、ずっと1人でいすぎると人恋しくなっちゃうので、バランスが取れているほうがいいです!」
以上

取材日:11月18日
取材・構成:佐藤円

★掲載分はインタビューの一部です。インタビュー全編(動画)はひかりTVで公開予定です。 
※視聴にはお申し込み手続きが必要です。詳細はコチラ↓ 
http://soccer.hikaritv.net/order/
★10月度 J’s GOAL月間MIP(11月5日発表)は【こちら