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【J1:第19節 横浜FM vs 山形】プレビュー:試合の機微を知る横浜FMと辛抱強さアップの山形。どちらも狙うは今季初の3連勝。(10.08.17)

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8月17日(火)J1 第19節 横浜FM vs 山形(19:30KICK OFF/ニッパ球チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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横浜F・マリノス、モンテディオ山形ともに現在2連勝中。波に乗り始めた両チームがお互い今季初のリーグ戦での3連勝を狙い、雌雄を決する。

横浜FMは前節、首位戦線にいる清水エスパルスを下したことで、明るさを取り戻した。その象徴が中村俊輔である。自身の1得点1アシストの活躍もあり、久々に饒舌だった。
「今日は守っていながら、いい攻撃ができた。そういうのも自分たちの引き出しになったと思う。引くところは引き、攻めに出たらボールを回してチャンスを作る。そういうことを意識してゲーム展開に合わせ、全員がイメージを共有していけば、いい順位に行けると思います」 
これが連勝の要因なのでは。守る時は守備ブロックを作って攻め急がず、ここぞという時にはボランチ、サイドバックを含めて一気に押し上げ、速攻を仕掛ける。例えば、中村がFKで挙げた清水戦の2点目。そのFKは、攻撃参加した右DF天野貴史とボランチ小椋祥平が繋いだパスを受けた中村が倒されて得たものだ。試合の機微を敏感に察知し、「守」と「攻」を巧みに使い分ける。その効率の良いサッカーは「暑さ」という敵と戦う上でも、『省エネ』となり有効だと言える。

一方の山形は6月から取り組む4−1−4−1システムに選手たちが順応したことが、好影響を及ぼしているのだろう。そのスタイルを端的に例えるならば、南アフリカW杯の日本代表のよう。アンカーに佐藤健太郎を据え、増田誓志、秋葉勝とトリプルボランチを形成。4バックと一緒にやや低い位置から守備に入り、分厚いブロックを敷く。両翼の宮沢克行と北村知隆は、松井大輔や大久保嘉人のように守備とサイド攻撃を兼任。1トップの長谷川悠は本田圭佑よろしく、体を張りボールキープし味方の押し上げを待つ。さらに守護神・清水健太の好調ぶりまで、川島永嗣と重なる。スケールこそ違えど、岡田ジャパン同様、適材適所の選手の配置で、元々ベースにあった粘り強い守備が強度を増した印象を受ける。

両チームはヤマザキナビスコカップを含め、今季すでに2度対戦した。結果は横浜FMの連勝。しかしながら、スコアは2戦とも1−0と僅差だ。横浜FMは山形の我慢強い『おしんサッカー』に手を焼いていた。今回も同様の展開になりそうな予感が。そこで重要になるのがセットプレー。直近2試合の3得点はすべてセットプレーからの展開で生まれている。また、今年の山形戦での計2得点もセットプレーが起点に。3月のナビスコカップの試合では中村のCKを中澤佑二が頭で沈めた。4月の対戦時には中村のFKを坂田大輔が合わせた。今回も背番号25が放つプレースキックが試合を決める可能性が十分ある。

対する山形は、1点を奪い守り切る『勝利の方程式』に今節も当てはめたい。そのためにも、北村の3戦連続弾に期待だ。とはいえ、相手も「北村選手はスピードがあり、ドリブルで崩してくる」(兵藤慎剛)と警戒する。堅守を誇る横浜FMから得点を奪うには、個人の力だけでは難しい。多少のリスクを背負ってでも、人数をかけて攻めること。それが突破口を切り開く鍵になりそうだ。

以上

2010.08.16 Reported by 小林智明(インサイド)

 ■中澤佑二選手・中村俊輔選手を見に行こう!≫横浜F・マリノス 試合日程
DF/22 中澤佑二(なかざわ ゆうじ)[ ≫Photo ]
生年月日=1978/02/25 身長・体重=187cm・78kg
J1リーグ戦出場記録=325試合出場・24得点
2010FIFAワールドカップ南アフリカ出場記録=4試合出場
MF/25 中村俊輔(なかむら しゅんすけ)[ ≫Photo ]
生年月日=1978/06/24 身長・体重=178cm・70kg
J1リーグ戦出場記録=159試合出場・34得点
2010FIFAワールドカップ南アフリカ出場記録=1試合出場



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(*選手出場記録は2010年7月1日現在)

2010.08.16 Reported by 小林智明(インサイド)

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