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【J2:第12節 横浜FC vs 岡山】プレビュー:「躍動感」がキーワード。7戦負けなしの岡山を上回る勢いを出すことが横浜FCの勝利の近道(12.05.03)

5月3日(木)J2 第12節 横浜FC vs 岡山(16:00KICK OFF/ニッパ球チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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ゴールデンウィークの連戦も後半に入り、中2日しかインターバルが与えられない4連戦の3試合目に当たる。もちろん、このような日程では戦術的な積み上げというよりは、フィジカルとメンタルの両方のコンディションを回復しながら、より調子の良い選手の活躍を期待することになる。つまりは、クラブの総合力が問われる期間となるのだが、この試合に関してはそういった厳しい状況の中において、いかに相手を上回る勢いを出せるかが主導権、そして勝敗を握るポイントになる。

横浜FCは前節・第11節町田戦で( http://www.jsgoal.jp/game/2012/20120200030320120430.html )、非常に悔しい敗戦を味わった。ホームにも関わらず悪い入り方で主導権を握ることができず、さらにそれを修正できないまま4失点を喫してした。就任時の記者会見でやりたいサッカースタイルを質問されて「基本的には選手の良さを出して、躍動感あふれるプレーをしてほしい」と言った山口素弘監督の色は出せなかった。第9、10節と京都と岐阜に連勝し、上昇の気配を感じていただけに、冷や水を浴びせられた格好。一方で、大久保哲哉、田原豊のツインタワーの威力は日に日に増しており、チームとしても第8節・湘南戦から始まって4試合連続2得点をマーク。得点が入るツボはできつつあると言って良い。この3試合で、大久保は京都・町田戦で、田原は岐阜戦でと交互に2ゴールずつを挙げている。だからこそ、ゲームの流れのコントロールの部分で、みすみす相手に流れを渡して失点をしてしまうことさえ避ければ、前節の汚名をそそぐことができるだろう。
岡山に対しては昨シーズンは2敗を喫し、聖地ニッパツ三ツ沢球技場(第33節 2011年10月30日)では植田龍仁朗に超ロングヘディングシュートを決められた。しかし、通算では4勝1分2敗と、2010年シーズンまでは負けていなかった相手。現在調子に乗っている岡山を勢いでも結果でも凌駕することができれば、内容が上向きになっている横浜FCが本当の上昇を始める出発点となる。

対戦相手の岡山の好調さの理由、それは戦い方に対する絶対的な自信だろう。3トップのポジショニングが非常に流動的で、相手守備陣のスペースを非常に巧妙に突いてくる。そして、その3トップを早めに利用して、チーム全体で前を向いて攻撃を仕掛けてくる。その全体での意識統一が機能していることが、7戦負けなしという結果に表れている。影山雅永監督も「結果が我々に自信を与えてくれていますし、ちょっとずつ膨らんだ自信が結果を生むという、いいスパイラルに入っている」と、この結果には大きな手応えを感じている。前節の草津戦も、この自信が選手の躍動感につながり、常にゴールの方向を向いたプレーを生み出していた。このような自信がある時には、中2日という日程は逆に好都合かもしれない。勢いをそのままぶつけて、早めに得点することで相手をねじ伏せるぐらいの展開に持ち込みたいところだ。

前節の岡山対草津でも見られた現象だが、流動的な3トップに対して4-4-2の横浜FCの守備のポジションがかみ合わず、マークがずれることが考えられる。そこでいかに早くマークを落ち着かせるか、岡山の流動的な3トップを横浜の4バックとボランチがつかまえられるまでの駆け引きが最初のポイント。ゲームが落ち着いた後は、いかに勇気を持って攻撃に出られるかが鍵となる。ボールに集中する傾向のある岡山の守備に対して、横浜FCはツインタワーのポストプレーとワンタッチを織り交ぜたパスワークで「前進する保持」が機能できるか。時にリトリートも厭わない横浜FCの守備が整う前に、岡山がDFラインの裏を取れるか。はっきりとした武器を持っているチーム同士の対戦だけに、自らの特長を出しつつ、相手の特長を出させないという戦術的な駆け引きに大きな見どころがある試合となることは間違いない。

横浜FC、岡山ともにサッカーを積み上げてきているチーム。現在の順位は19位(横浜FC)、8位(岡山)だが、ピッチに立てば順位は関係ない。この試合に関しては自らの特長を出して躍動感あふれるプレーをしたほうが勝つ。ゴールデンウィークの連戦という状況下でこそ発揮されるプロ魂を見せる試合を期待したい。

以上

2012.05.02 Reported by 松尾真一郎

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