【2016シーズン始動!】鹿島:新体制発表会見での出席者コメント(1)

2016年1月12日(火)

1月12日、鹿島アントラーズの新体制発表会見が行われました。会見でのコメントは以下のとおりです。
鹿島アントラーズ 2016年シーズンチケット好評受付中!
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●井畑滋社長
まずはクラブスローガンの発表から入りたいと思います。我々アントラーズは「Football Dream(フットボール ドリーム)ともに」という合言葉をクラブスローガンに掲げます。1991年10月、鹿島アントラーズはこの「Football Dream(フットボール ドリーム)」という言葉とともにプロサッカークラブとしての一歩を踏み出しました。クラブが存在する限り、フットボールを通じて夢を与え続けたい、地域のサポーターのみなさまと同じ夢が見たい、と当時は、スローガンという位置づけではなくクラブが掲げる永遠のテーマとして様々な形で展開されました。歴史を重ねるにつれて、やがてこのフレーズはクラブを象徴するアイデンティティとなり、ユニフォームの胸にも刻まれるようになりました。クラブ創設25周年を迎える特別なシーズンにおいて、いま一度、我々を支えてくださっているすべての方々とともに同じ夢を見る。この揺るぎなきテーマをベースに新たな領域へ入りたいと考えております。

続きまして強化方針の発表に移ります。昨シーズンはJリーグ改革元年ということで、2ステージ及びポストシーズンが復活しました。リーグ最終節までセカンドステージ優勝とチャンピオンシップ出場の可能性を残したものの、残念ながらそのどちらにも手が届きませんでした。しかし、Jリーグヤマザキナビスコカップでは、クラブ史上に残る最高のパフォーマンスで優勝を果たし、サポーターとともに17度目の歓喜を味わうことができました。近年、進めてきた世代交代とチーム全体の底上げを目に見える結果に結びつけることができたことは、クラブにとって大きな成果でした。2016年シーズンは、そのヤマザキナビスコカップ決勝で見せたパフォーマンスをベースに実力と経験値を積み上げたいと考えています。勝負所で勝ち切る強さを追求していくなかで、リーグ戦においては過去数シーズンにおいて証明している攻撃力を維持しつつ、守備では1試合平均1点以下、つまり34失点以下に抑えることを、競技面における目標といたします。また、ACLの出場権を失った今季、国内における全タイトル制覇を目指します。そのなかでも2009年以来となる、クラブ史上最長の6年間遠ざかっているリーグタイトルの奪還を目標ではなく、義務と定め戦いたいと考えています。王座奪還への道のりは決して優しくはありませんが、勝点を積み上げたいと考えております。

トップチームに関しては現時点で8選手の加入が決定しております。まずは新人選手ですが、垣田(裕暉)選手、田中(稔也)選手、平戸(太貴)選手、町田(浩樹)選手の4名が鹿島学園高校及びアントラーズユースからトップチームに昇格いたします。ユースから4名以上が同時昇格するのは、1999年以来、じつに17年ぶりとなります。新人選手に加え、湘南ベルマーレより永木(亮太)選手が完全移籍、清水エスパルスから櫛引(政敏)選手が1年間の期限付き移籍で加入します。また、東京ヴェルディから三竿(健斗)選手、清水エスパルスからブエノ選手が完全移籍で加入することとなりましたので、この場を借りてご報告いたします。以上の8名に加え、昨シーズン途中から期限付き移籍でチームを離れていた高崎(寛之)選手が復帰しますので、今シーズンは実質プラス9名の選手で戦うことになります。また、コーチングスタッフにおきましては、2000年から6シーズンに渡りアントラーズに在籍した羽田憲司が、トップチームのコーチに就任しました。石井(正忠)監督を筆頭に、トップチームのコーチングスタッフが全員OBであるという事実は、クラブにとって非常に喜ばしいことと感じております。一方、チーム編成に関するもう一つ大きなトピックといたしましては、新天地に旅立つ選手たちです。みなさまもすでにご存じのとおり、長年に渡りクラブに貢献してくれた本山(雅志)選手がギラヴァンツ北九州へ完全移籍いたしました。その他にも佐藤(昭大)選手がロアッソ熊本、山村(和也)選手がセレッソ大阪、鈴木隆雅選手が愛媛FCへそれぞれ完全移籍となりました。梅鉢(貴秀)選手と豊川(雄太)選手については、モンテディオ山形とファジアーノ岡山へ1年間の期限付きで移籍することとなりました。昨シーズン終了時で契約満了を迎えたダヴィ選手を加え、合計7名がチームを離れます。

続きまして、2016年の背番号ですが、新加入の櫛引選手が1番、永木選手は6番、ブエノ選手は17番、三竿選手は20番を背負って戦います。新人選手では垣田選手が37番、田中選手が36番、平戸選手が35番、町田選手が28番を背にプロ選手としてのキャリアをスタートさせます。補足といたしましては2011年の加入以来、20番を背負ってきた柴崎(岳)選手が、本山選手から10番を継承いたします。また、高崎選手は移籍前と変わらず15番を着用することとなります。

続きまして、新ユニフォームを紹介いたします。2016年のファーストユニフォームはディープレッドとネイビーという伝統的なカラーコンビネーションをダイナミックに表現し、セカンドは白を基調としたシンプルかつ高級感のある仕上がりとなっております。

続いて、2016年度の主たる事業方針を発表させていただきます。2013年度、14年度決算はいずれも事業料収入増などの好材料から二期連続で黒字を計上しました。しかしながら、昨シーズンはファーストステージでの不調も影響し、リーグ戦における平均入場者数が前年比マイナス1,242人と大きな課題を残しました。この現実をクラブとしてしっかり受け止め、入場者数の回復を実現するとともにクラブの収益の4本柱であるスポンサーシップ、チケット、グッズ、スタジアム事業での収益アップを目指してまいります。スポンサーシップ関連ですが、2007年よりオフィシャルサプライヤー契約を結ぶナイキ社と相互理解のもと契約更新について合意に至りました。本年度中の正式更新手続きを経て、2017年以降も世界最高水準のエクイップメントを提供いただくことになります。スポンサーについては、今シーズンからJリーグ全体で解禁となるユニフォームの背面下部のセールスを軸に実施してまいります。新たなオフィシャルパートナーとして、開幕前の契約締結を実現すべくセールスを加速させております。また、中長期的なヴィジョンのもと本年度はスタジアムネーミングライツのセールスを本格化し、新規パートナーシップの締結を目指してまいります。以前から申し上げておりますとおり、スタジアム事業の促進と発展は、指定管理者である我々の使命であると考えております。今季もマッチデーとノンマッチデーの両輪でスタジアムビジネスをとらえ、より多くのお客様にアプローチしていきます。2016年もノンマッチデーにおけるスタジアム利活用の軸は健康事業となります。ウェルネスプラザでは、トレーニングマシーンやスタジオプログラムの拡充だけでなく、スタジアム敷地内に開業したアントラーズクリニックとの親和性を高め、収益性だけでなく周辺地域への貢献度をさらに高めていきたいと思います。また、スポーツターフの育成を担うターフプロジェクトについては、数年間のリサーチ期間を経て、いよいよ本年度中に本格的な事業化に乗り出します。このプロジェクトは、今後のスタジアム利活用の鍵になると確信しております。本件については、正式発表となるタイミングで改めてメディアのみなさまにご案内させていただきます。
チケットやファンクラブなど、集客に直結する部分では、ソシオからファンクラブまで各種会員のメリット向上や満足度アップを図っていくとともに、新規ファンをいかにスタジアムへ送客するかがポイントです。送客のフックとなる企画チケットや、アクティビティなどのコンテンツを充実させるとともに、実際にご来場されたお客様がまた来たいと思えるような環境整備を進めていきたいと考えております。

最後に地域連携ですが、こちらは主に継続案になります。2015年より3ヶ年計画で再スタートを切った、トップチームによる小学校訪問活動は2年目を迎えます。また、アントラーズ食育キャラバンについてもご好評をいただいており、本年は鉾田市まで輪を広げ、運動と食についての授業を実施していく予定です。その延長として小学生だけでなく、保護者を対象とした食育セミナーも計画しております。

Are you readyキャンペーンについては発足から5年目を迎えます。おかげさまで本企画はホームタウン各所で浸透してきており、いままでのTシャツ配布数は5,800枚。今年は新たに1,200枚を用意してキャンペーンの拡大を図ります。また、クラブのさまざまな事業、活動をサポートするツールとして、今季もクラブのオフィシャルメディアを活用してまいります。昨年2月にスタートした公式SNSを積極的に活用しながらデジタルコンテンツをさらに充実させ、効果的な情報発信を実施していきます。

以上が今シーズンの事業体制です。

(2)新加入紹介・選手自己紹介へ続く。