【千葉 vs 京都】 ウォーミングアップコラム:120パーセントで走る比嘉祐介が前節の雪辱に燃える

2017年3月31日(金)


比嘉祐介(写真)にとって、今季のJ2リーグ初出場&初スタメンの前節はほろ苦いものとなった。フアン エスナイデル新監督はシステムを3バックに変え、比嘉は主に初めての左ウイングバックでプレー。ニューイヤーカップ第1戦ではスタメンで前半のみ出場、ちばぎんカップは交代出場でアピールしたが、その後の負傷もあって左ウイングバックのレギュラーは新外国籍選手のホルヘ サリーナスとなった。だが、負傷欠場者の影響で前節はホルヘ サリーナスがインサイドハーフの左サイドに移り、スタメンのチャンスがきた。

実は、比嘉は帰宅時にプレスルームを通る際、「俺、スタメンだから」と言うことがある。彼がそう言う時はスタメンではなく、「あれはただ言っているだけです(笑)」と本人は言うものの、スタメンの自分の姿を思い描いて自らハッパをかけているように思えた。前節の前々日の練習後、「スタメンだから」と自分から言わなかった比嘉は「試合に出るのは楽しみでしかないし、ワクワクしている。早く試合をやりたい」と言っていた。だが、結果は0-2の敗戦で、オフサイドか微妙なタイミングではあったが、対面にいた横浜FM時代のチームメートの奈良輪雄太に突破を許し、奈良輪に追加点を奪われてしまった。

比嘉は前節の2失点は自分がいたサイドからだったことを悔やんで修正を図り、ピッチに立ったら雪辱を果たそうと燃えている。今節の対戦相手は比嘉が2014年に期限付き移籍でプレーした京都であり、対面の右ウイングバックは元チームメートの石櫃洋祐だ。
「ビツさんはたぶんJ2で一番クロスがうまいし、2タッチぐらいでクロスを上げるのが得意なので、サイドを切って行けたらと思います。そして、自分が得点に絡みたいです」

以前から「走るのをセーブするのは嫌いだし、試合だとセーブできない」と話す比嘉は試合中に足がつってしまいやすく、前節も70分くらいから怪しかったという。だが、フアン エスナイデル監督が早めに交代カードを使いきったことでフル出場となった。
「自信とまではいかないですけど、90分走れたので自分でも行けるかなと思うし、(負傷の影響で落ちていた)コンディションも上がってきているなと感じました」

得点チャンスを作るため、そして失点を阻止するため、どんな時も全力、いや120パーセントで走る比嘉。今節こそは勝利に貢献するプレーを見せてスタメン定着を目指す。

文:赤沼圭子(千葉担当)


明治安田生命J2リーグ 第6節
4月1日(土)14:00KO フクアリ
ジェフユナイテッド千葉 vs 京都サンガF.C.