【鳥栖 vs 神戸】 ウォーミングアップコラム:『集中力は誰にも負けない』と、速さも高さもあるDFフランコに期待

2017年4月21日(金)



「フランコと呼んでください」と人懐っこい笑顔で教えてくれた。沖縄キャンプ中に合流し、すぐにチームに溶け込んだ。

190㎝の長身でアルゼンチン出身。練習で初めて見た時に素直に『足が速い!』と感じた。いや、一歩のスライドが大きいのでそう見えたかもしれないが、彼をドリブルでかわすには『大回りをしないと抜けないな』なんて思ったのが第一印象だった。

まだ、リーグ戦での出場はないが、開幕前に行われたプレシーズンマッチ(水原三星戦)とルヴァンカップ(新潟戦)では、彼の特徴を生かしたプレーを見ることができた。ならば、そのプレーをリーグ戦でも見てみたいと思うのがサポーター心理だろう。加えて、自身のストロングポイントを聞かれて即座に「集中力」と答えてくれた。

前節の鳥栖は、アウェイながら88分に先制したものの、直後に追いつかれアディショナルタイムに逆転を許してしまった。先制点で気が緩んでしまったわけではないだろうが、ここに彼の持つ『集中力』が加わっていれば、アウェイで勝点3を上積みできたかも・・・と思うのもサポーター心理である。繰り返すが、ならば、そのプレーをリーグ戦でも見てみたい。

それだけではない。鳥栖は、後半に入ると被シュートも失点も増えている。相手のあることなので一概には言えないが、前半の流れを後半に生かせずに失点しているともいえる。前半はワンボランチで戦い、後半に入ると2ボランチにして流れを変える戦術を用いることも多いが、彼がDFに入ることで、攻撃的な谷口博之を前線で起用する策もとれる。190㎝の高さがあれば、セットプレーやラストのパワープレーでも生かせるのではないだろうか。相手にとって嫌なこと、この上ない。今季の鳥栖は、リーグ戦でピッチの上に立った選手は16人いるが、そろそろ相手に手の内を読まれているようにも見える。

相手の目先を変えるためにも、チーム内に刺激を与えるためにも、サポーターに期待を抱かせるためにも、背番号3番フランコ スブットーニの雄姿をリーグ戦で見てみたい。

最後にもう一度、そのプレーをリーグ戦でも見てみたいと思うのがサポーター心理なのである。


文:サカクラゲン(鳥栖担当)


明治安田生命J1リーグ 第8節
4月22日(土)19:00KO ベアスタ
サガン鳥栖 vs ヴィッセル神戸