【全52クラブ網羅】担当ライターが10月時点で選ぶ「今年の漢字」:FC町田ゼルビア

2015年10月28日(水)

J's GOALではリニューアルオープンの特別企画として、担当ライターが10月時点で選ぶ「今年の漢字」を連日掲載していきます。対象はもちろん明治安田生命J1、J2、J3の全52クラブ。各クラブを追い続けてきた担当ライターは、一体どんな漢字を選ぶのか!? 応援するクラブだけでなく、いろいろなクラブの「今年の漢字」をお楽しみください!

今年の漢字
町田は2012年にJリーグへ参入したものの、わずか1年で降格。JFLとJ3(2014年に発足)で雌伏の3シーズンを過ごしている。2010年(当時はJFL)にも町田の指揮を執っていた相馬直樹監督が復帰して2季目を迎える今季は、チームがいい意味で固まった。

昨季の町田は、リーグ戦の終盤までJ3首位を独走する快進撃を見せつつ、その勢いを持続できず3位にとどまった。しかし今季は1試合の平均失点が約0.5点という手堅さ、後半に相手を突き放す勝負強さを見せており、昨季とは様相の違う実りの秋を迎えている。

李漢宰、深津康太、鈴木崇文、鈴木孝司といったチームの軸は昨季から定まっていたが、今季の町田は選手層の厚みが増し、「誰が出ても町田らしさを出せる」「悪い流れでも耐えられる」チームになった。上のカテゴリーでも戦い得る地力が備わったことは、リーグ戦では控えに留まっている選手たちの奮闘でJ1名古屋、J2福岡を下した天皇杯の快進撃を見ても明らかだ。

2012年の降格は、チームにとって“大雨”だったが、雨降って地は固まった。地に足を付けた強化は実りつつあり、戦力的に見ても、クラブを支える土壌の部分を見ても、大きく崩れることはもうないだろう。

明治安田生命J3リーグは現在、山口が快進撃を見せている。しかし「てっぺんを目指す」という相馬監督の言葉どおり、町田は優勝と自動昇格をあきらめていない。仮りにそれが叶わなかったとしても、J2・J3入れ替え戦という道が残されている。私が今はっきり言えることは、町田は既にJ2で戦う力を身に着けた、というポジティブな現状だ。

2015.10.21 Reported by 大島和人

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