【全52クラブ網羅】担当ライターが10月時点で選ぶ「今年の漢字」:ギラヴァンツ北九州

2015年10月27日(火)

J's GOALではリニューアルオープンの特別企画として、担当ライターが10月時点で選ぶ「今年の漢字」を連日掲載していきます。対象はもちろん明治安田生命J1、J2、J3の全52クラブ。各クラブを追い続けてきた担当ライターは、一体どんな漢字を選ぶのか!? 応援するクラブだけでなく、いろいろなクラブの「今年の漢字」をお楽しみください!

今年の漢字
今季を糧(かて)にしなければなるまい。
堅守速攻が機能し幾度も逆転ゲームを築いてきた昨季とは一転、今季は苦しいゲームが続いた。主力選手の移籍が終盤戦まで尾を引いたことも一因で、メンバーが固定できず、月替わりで選手が替わるようなポジションがいくつも出てしまった。
3月(第3~5節)と5月(第12~14節)に2度も3連敗。セットプレーやクロスでの失点が重なったほか、守備から攻撃への切り替えも遅く、決定的な場面も少なかった。ただ、長身の小松塁を迎えて原一樹と組んだ2トップが徐々に機能し始め、5月下旬からは4連勝(第15~18節)。北九州と対戦したチームの監督が試合後に解任されるという、何とも言えない試合も続いた。

夏場以降は、勝ちと負けを繰り返す展開。昨季を上回る成績を目指したが、J1昇格プレーオフ圏内にも手が届かず中位での戦いに終始した。一方で、目標の1つに設定していたフェアプレーの面では柱谷幸一監督も手応えの出来。アクチュアルプレーイングタイムの長さ、喫するカードの少なさなどはリーグ上位に位置している。

メンバーの固定化が進まなかったことをポジティブに捉えることもできる。先発メンバーの平均年齢が高い中で、経験の浅い選手が出場機会を獲得。弓崎恭平、鈴木彩貴らがピッチに立ち、ゲーム感覚を掴んできた。北九州は新スタジアムが完成する2017年シーズン以降にJ1クラブライセンスを獲得できる見通しで、苦しんだ経験を糧に、あるいは若手の活躍をエネルギー源に、昇格争いに絡める順位を目指したい。

2015.10.21 Reported by 上田真之介

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