【2016シーズン始動!】大分:新体制発表記者会見での出席者コメント(2)

2016年1月21日(木)

21日、大分トリニータの新体制発表会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下の通りです。
2016シーズンパス受付中!
-----------
新体制発表記者会見での出席者コメント(1)

Q:昨年のJ3からJ2へ上がったチームには、複数得点している選手がいるのが特徴だと思うのですが、今季のトリニータは二桁得点や、それに近い活躍をする選手はいますか?またその戦術は?
●片野坂知宏監督
「J3優勝、J2昇格するためにはやはり得点を取らなくてはいけないと思っていますし、チームの中から得点王や、得点の上位に絡む選手が出てこないといけないとも思っています。攻撃の選手だけでなく、二列目の選手やボランチの選手でも、みんなが得点の意識は高く持ってやりたいなと。ただ、得点取るためには1人で取る事は難しいと思うので、得点するためにどれだけの選手が絡んでいけるか、攻撃に関わっていけるかという所もトレーニングからしっかりやりながら、それをゲームの中で出していければ得点の可能性は広がると思います。そういった攻撃のバリエーションをたくさん持てるように、しっかりトレーニングしてチャレンジしたいと思っています」

●西山哲平強化育成部長
「得点に関しては、元々、力のある選手が残留したというのもありますし、今回獲得した大津選手やトップ昇格した吉平翼など、十分計算できると思います。昨シーズンはなかなか点が取れなかったという結果でしたので、プラスαで有名な選手の獲得を期待された方もいたかもしれませんが、このメンバーが十分力を出してくれさえすればチャンスは増えると思っています。また、ゴールゲッターが1人いれば必ず点が取れるという事ではなくて、中盤からの攻撃のスキルなど、そういう所がしっかりすればより可能性は増えると思っています。なので、選手たちが最大限の力を発揮する事、そしてディフェンスラインからの攻撃の組み立てがちゃんと出来さえすれば、そういうイメージは持てると思っています」

Q:今季の人員をご覧になって、現時点でのサッカーやスタイル、システムなど今描いてらっしゃる図というのがあれば、教えて頂ける範囲でお願いします。
●片野坂知宏監督
「まず、選手のことに関しては西山強化部長を中心に、クラブと話しながらどういう風にトリニータを再建していくかということを編成して選手を獲得しました。
残留してもらう選手に関しては、トリニータに想いがある選手を優先にしてもらって、来てくれる選手もやはりトリニータのためにという想いのある選手。そういう所がないとチームの一体感がなくなるので、そういう選手を優先的に考えながら来てもらうようにしました。その想いを持って、みんなも来てくれたと思いますし、残留もしてくれたと思います。そのメンバーの中で、自分の描いてるシステムも色々あるんですけど、まだシーズンスタートが明日からなので、実際に選手のプレーや状態、質などを見て、これから戦術を落とし込んでいきたいなと思います。4バックにしても3バックにしても、色々な方法があるとは思うのですけど、今いる選手の中ではどちらも対応できる選手がいると思うので、あまり自分で決めずに選手がどういう反応をするか、対応をしていくかというのを考えながら、また僕だけじゃなくコーチや強化部長と意見を言い合いながら、最終的には自分が決めてやっていきたいなと思っています」

Q:今季の選手、残留した選手たちも含め、この体制の狙いやポイントは?
●西山哲平強化育成部長
「まず、冒頭でお話しさせて頂いた通り、今シーズンは結果と育成に目を向けてチームを動かしたいと思います。昨シーズンいた選手に関しては、ほぼ全員に更新のオファーを出しましたが、すべての選手にそれは叶わなかったという現実がありました。比較的早い段階で縦の軸というものが見えてきたので、残ってくれた選手にどうやって肉付けをしていけばいいのかなという思いで、新しい選手に獲得のオファーを出させてもらいました。当然、誰を獲得するのかという相談は監督にもしましたけれど、既存の若い選手を伸ばしたいという想いもありましたので、全く同じタイプを被せたりとか、そういうことはしたくなかったです。あくまでうちは育成型クラブだという自負はありますので、そういった若手が伸びる環境づくりというのも頭に入れながら成形したつもりです。また、どうしても一体感を作りたいという所で、そういう想いを持った選手たちにオファーを出して獲得してきたつもりです」

Q:先ほど西山強化部長が話されていた、大事にしたい部分というのが、昨シーズンの前監督と通ずる部分もあるのかなと感じたのですが、逆に昨シーズン、J3に降格したという所から見て、チームとして変えなければいけない部分があれば教えて下さい。
●西山哲平強化育成部長
「僕たちも昨シーズンの検証を色々しました。まず、社長からお話があったように運動量の所で、正直走りきれてなかったのかなと。相手より走ったかと言えば、そうではなかった部分もあったと思っています。そこには、大幅にメンバーが入れ替わったことによって、プレシーズン期にフィジカルよりも戦術のトレーニングに重きを置いた部分がありました。なので、今回監督にオファーを出させてもらった時にもサッカーの本質である、走ることや球際の強さ、切り替えのスピードという所は絶対的に、当たり前のように、うちのスタンダードにできるようにしたいと伝えています。今のサッカーでは当たり前のことなんですけど、そこは徹底的にやっていきたいとは思っていますし、スローガンにもあるように原点に立ち返ろうと。本質を追求して、そこに監督の色を乗せてもらうというのが今の狙いではあります」

●片野坂知宏監督
「西山強化部長が言った通りだと思います。今のサッカーはベースの部分で、走れないといけないし、戦えないといけない。それはトリニータだけではなく、J1のチームにしても海外のチームにしても、サッカーをするすべてのチームにとって、そこはワールドスタンダードだと思うので、そこは求めていきたいです。また、練習が試合に出ると私は思っています。練習から試合をイメージして、試合を意識してやることが大事だと思っていますし、練習の中でどれだけ質を求めてやっていって、選手は練習に集中しながらも試合を意識して欲しいと思っています。それが試合に繋がると思いますし、最後まで諦めない、最後までトリニータのサッカーを貫くという形になっていければいいなと思っています」

Q:今季の人員を固めるにあたって、監督の意見がどれくらい通りましたか?また、広島やG大阪でのご自身の経験をどのように活かしていきたいとお考えですか?
●片野坂知宏監督
「私の就任が決まった時に、西山強化部長を中心に話をしまして、僕とチームの意見をすり合わせて編成を決めました。トリニータは育成のチームでありますし、そこは僕も考えたとこでもありました。すべてが通ったというわけではないですけど、ほぼほぼ私の思う編成が出来たと思っていますし、そういった所で西山強化部長にすごく動いて頂いて、とても感謝しています。僕も監督としては今年初めてですが、ただコーチとしての経験は広島とG大阪であります。その守備と攻撃と両チームやった中で、すごく自分の影響を受けた部分があるので、それを上手く融合させてトリニータに還元できればと思っています。広島やG大阪のサッカーを真似することは出来ないと思いますけど、その良い部分をトリニータのサッカーとして作っていければと思っています」

Q:大分へ来たのは指導者への一歩を踏み出すためと言われていましたが、J3の監督を引き受けるのは大きなプレッシャーもあったとは思いますが決断された理由をもう少し具体的に教えて下さい。あと、J2昇格への具体的なビジョンは?
●片野坂知宏監督
「先ほども言いましたように、恩や縁もありましたが、私がトリニータから話を頂いた時に、大分の試合を実際に見たんですね。その時に自分のイメージとして、トリニータのサッカーをもう少し良くしたいという欲と、このチーム、選手ならもっと強くなるんじゃないかという、自分が指揮をとった時のイメージを持ちながら見ていました。私もS級ライセンスを取った時に、将来はプロの監督をやりたいという想いもありましたので、トリニータから話を頂いて、その恩や縁があるチームからの有り難い話だったので、受ける事にしました。昇格するためには、まず一体感を出す事。ベースである走ることや球際の部分は失わずに、得点を取る全体の意識でリスクを犯してでも点を取りに行く。そういうことも大事だし、そういうサッカーをやって行きたい。アグレッシブなサッカーをしたいですね」

Q:長くヘッドコーチをやられていましたが、やはり、監督というところで大分に来られたのでしょうか?
●片野坂知宏監督
「私もガンバ大阪で5年、広島で4年、トータル9年間コーチをさせて頂きました。ガンバではヘッドコーチをやらせて頂き、セカンドチームの指揮を取らせても頂いていましたので、そういう中で監督業というのも、ゆくゆくはやりたいという思いがありました。監督をする上で、自分が携わったチームというのは気持ちが強くなりますし、本当にチーム愛があります。なので、先ほど言ったような恩を返すタイミングとして、自分としてはすごく有り難い話だということで就任したいという意欲になり決断しました」

Q:今季の目標として昨年からの不安材料である、走ることや球際の強さの克服を上げられていますが、具体的にどのようにトレーニングしていきたいとかはありますか?
●西山哲平強化育成部長
「具体的なトレーニングに関しては、監督からお伝えした方がいいのかなと思いますが、今シーズンはフィジカルコーチを置いていません。それは、そこに重きを置いてないということではございません。詳しい事は監督の方から説明があるとは思うんですけど、そこはクラブと監督との共通理解として絶対的に走れるチームにするということはありますので、今から監督に説明を頂きます」

●片野坂知宏監督
「フィジカルコーチがいないので、フィジカルができないのではないかという心配があるかもしれませんが、そこは私がコーチとしてやってきた中で影響を受けたトレーニング方法があります。それを今シーズン、取り入れてやって行きたいと思っています。選手にはまだ伝えてはいないのですが、トレーニングをする時に、選手にはその意図をしっかり組み込んで、理解した中でやって欲しいと思っています。具体的には、そのトレーニングは僕自身もその講習を受けたのですが、話せば1時間くらいになるかもしれないんですけど。簡単にいうと、サッカーの中にフィジカルがあるということ。サッカーをしながらフィジカルを鍛えるという意図ですね。他のチームがどういうフィジカルをしているかは分かりませんが、私の経験した中では1000mを8本走るとか、ただ走るのではなく、サッカーに必要なフィジカルを上げていく。サッカーをしながらフィジカルをあげていくというトレーニングを取り入れていきたいと思っています。トレーニングから戦う姿勢を見せていきたいと思いますので、選手は相当しんどいと思います(笑)。説明すると難しいので、ぜひ、みなさんもグランドに来て見て欲しいと思います」

Q:背番号の3番、4番が空いていますが何か意図があるのでしょうか?
●西山哲平強化育成部長
「背番号に関しましては、何か意図があるわけではありません。また現時点での補強は終了していますので、誰かのために空けているというわけではないです」

Q:大分というチームの印象は?また、どういう所をチームに還元していき、若手に伝えていきたいですか?
●山岸智選手
「まず印象は、J1の時も大分とはやらせてもらって、ものすごくアグレッシブなチームというのが僕の印象です。その中でもベテランの高松大樹選手とは、昔代表でも一緒にやっていましたので、これからは大樹くんとも色々と力を合わせてやっていきたいと思っています。このチームはすごく若手が多いので、若い選手に対して、上の選手がどういうプレーだったり、普段の生活だったり、どういう所を伝えていかないといけないのか、考えていかなければいけないなと思っています。チームの底上げというか、若い選手が伸びていかないとチームは強くなっていかないので、そういう所で上の選手も下の選手も切磋琢磨して、まずは練習からしっかりやっていくことが大事なんじゃないかなと思います」

Q:J1からJ3へ来ることは大きな決断だったのでは?他にオファーなどはありましたか?
●山岸智選手
「一番大きかったのは、監督を片さん(片野坂監督)がやるということ。僕自身も、広島で2、3年一緒に戦った方だったので、そういう方が大分という地で監督をやるということで、僕自身が力になりたいと思いました。何よりも大分というチームはJ3にいるチームではないと思っていますし、J1で戦っていたイメージもあります。そういうチームがJ3でくすぶっているのはおかしいと感じましたし、だからこそ自分の経験を何とか大分で活かせないかなと思って来ました」

Q:具体的に何点くらい得点したいとか、目指している選手とかはいますか?
●大津耀誠選手
「海外だったらイビラヒモビッチが目標です。まだまだですけど、最終的にはああいう感じの選手になりたいと思っています。得点に関しては二桁得点を目指して頑張っていこうと思います」

●清本拓己選手
「僕が目標としているのは香川真司選手で、タイプ的にも似てる部分もあるので、一番目指している選手かなと思います。得点もできて、アシストもできる選手になりたいと思います」

●吉平翼選手
「自分の憧れている選手は岡崎慎司選手で、そういうプレースタイルを目指しています。具体的な数字で言うと、僕もまだプロとして得点を決めた事がないので出来るだけ早く、まず一点取る事を目標に頑張りたいと思います」

Q:岡山と大分はJ2でも何度も対戦していますが、その時の大分のイメージと、大分に来るにあたり、前に在籍していた伊藤選手や岡本(英也)選手とは情報交換などしましたか?
●染矢一樹選手
「昨年は岡山が押される展開で、何とか岡山が勝つような試合でしたけど、大分のしているサッカーはJ3にいるようなサッカーではなかったと思うし、強いチームの印象はありました。大介(伊藤選手)にはLINEして、どの辺に住んだらいいかを聞きました(笑)」

●千明聖典選手
「トリニータの選手は個人のレベルなどがしっかりしていたので、迫力を感じながら試合していました。強いイメージでした」

以上

スタジアムナビ

移籍情報