【徳島 vs 山形】 ウォーミングアップコラム:人生初の古巣対戦を控える石井秀典

2016年3月12日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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市立船橋高校を卒業後、明治大学を経て08年に山形に加入した石井秀典選手。昨季、徳島に移籍するまでは長きに渡って山形を支えた。プロ初年度から36試合に出場して山形初のJ1昇格に貢献し、一度はJ2へ降格するも14年にはJ1復帰を成し遂げた。

しかし、再びJ1で戦うことになる15年を目前に控え、石井は人生初の移籍を決断した。新加入選手記者会見では「山形で2度の昇格を経験したことで、1つの踏ん切りがつきました。新しい環境で挑戦したいという気持ちで移籍を決めました」と挨拶をしたが、もちろん山形の選手として再びJ1で戦う選択肢もあっただけに悩んだそうだ。だが、結果としては山形を初のJ1昇格に導き、昨季まで徳島で指揮を取ってきた小林伸二前監督に声をかけてもらったことがキッカケとなり、徳島の選手として新たなスタートを切ることを決めた。

身長180cm、体重70kg。身長こそ低くはないが、CBとしては大柄な体格ではない。しかしながら、相手の動きを先読みして足を動かせる機動力とピッチ上に響き渡るコーチングを武器に200試合以上に出場し、今季も開幕からスタメン出場を続けている。

30歳を超えて初の古巣対戦を迎えるわけだが、「ルーキーからずっといたクラブで思い入れはあります。今は違うチームですが、恩返しできるようなプレーをできればと思います」と率直な気持ちを言葉にした。『古巣対戦ですが、心境は?』と月並みな質問をすることは日常的にあるが、選手それぞれに思い入れの熱量は異なる。しかし、今節の石井に限っては心の底から特別な一戦であることに違いない。「サッカー選手としての幸せでもあると思いますし、しっかり楽しんで勝ちたいです」。人生初の経験を存分に楽しみ、今季初勝利も必ず勝ち取って欲しい。

文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第3節
3月13日(日)13:00KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs モンテディオ山形
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島ヴォルティス)
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