【山形 vs 清水】 ウォーミングアップコラム:あこがれを胸に

2016年3月25日(金)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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前節・C大阪戦、石川竜也の負傷により、前半38分と早い段階でピッチに登場した。開幕戦にセンターバック右で先発出場して以来の出場だった。これまで大きな怪我などもあり、試合出場が3シーズンで7試合に留まっていた栗山直樹が、移籍したばかりのチームでこのポジションをつかんでいるのは、けっして偶然ではない。

キャンプ中から、石井孝典フィジカルコーチとはアプローチとストップの動作を繰り返してきた。二階堂悠コーチらとのローパワートレーニングなどの積み重ねもある。戦術面でも、千葉時代のゾーンで守る守備から、マークを重視する石﨑信弘監督のスタイルへの変更など、必要なものをすべて吸収しようという意欲に満ちていた。

静岡市駿河区の東豊田SSSを皮切りにサッカーのキャリアをスタートさせた栗山にとって、今節対戦する清水エスパルスには一方ならない思い入れがある。「ちっちゃい頃から高校(清水東)までオレンジのユニフォームで育ってきて、練習に参加させてもらったこともありますし、自分の中で間違いなく、日本で一番の憧れのチーム」。現在25歳の栗山が、少年の顔に戻る。歴代のプレーヤーを挙げてもらうと、「小学校から見てるのでいろんな選手を知ってるんですけど」と前置きしながら、澤登正朗やサントス、高校の先輩でもある大榎克己や堀池巧の名も挙げた。

「特別な思いというか、やっぱり馴染みのあるチームなので、昔はまさか自分が対戦できる環境にいると思いませんでした」としみじみ語る。「そのチームに勝てればかなりの自信になると思うので、もし試合に出れたら、もちろん勝つつもりでやります」

オレンジ色のチームにあこがれたかつての少年が、そのチームと対峙する。ここまでたどり着いてきたように、この試合でも何かを吸収し、プレーヤーとしての成長につなげていくのだろう。

文:佐藤円(山形担当)


明治安田生命J2リーグ 第5節
3月26日(土)13:00KO NDスタ
モンテディオ山形 vs 清水エスパルス
NDソフトスタジアム山形(モンテディオ山形)
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