【福島 vs 相模原】 ウォーミングアップコラム:古巣相模原戦に挑む福島FW樋口寬規

2016年4月2日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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今季福島に完全移籍加入したFW樋口寬規は早くも古巣との対戦を迎える。昨季在籍した相模原戦に挑む。

樋口は2011年に当時J1の清水に加入。加入のきっかけは第89回全国高校サッカー選手権。当時滝川二高3年生の樋口は8得点を挙げ大会得点王となり、チームは見事初優勝。夏に一度練習参加させるも獲得を一度見送っていた清水がこの活躍を評価し、大会後に新加入が決定したという逸話を持つ。就職活動として臨んだ選手権で結果を出し、見事Jリーグ入りを勝ち取ったのだ。

しかし清水加入後は出場機会をつかめず苦しんだ。2012年3月にはJ2岐阜へ期限付き移籍し、6ゴールを挙げて翌年清水に復帰するも、再び4月に岐阜へ期限付き移籍。2014年も清水に復帰したが、夏に湘南へ期限付き移籍と、何度も期限付き移籍を重ねた。

そして昨季はシーズン初めからJ3相模原へ期限付き移籍。そこで樋口はチーム最多の11ゴールを叩き出し、プロ入り後初めて1年通じて主力として活躍する充実したシーズンを送った。今季はJ2に降格した清水への復帰、相模原に残留、と様々な選択肢があった中、樋口が下した決断は福島への完全移籍だった。退路を断った覚悟の移籍である。

開幕戦こそゴールを奪えなかった樋口だが、第2節富山戦ではDF野田明弘のロングシュートを左足でワンタッチで押し込み、移籍後初ゴール。独特のゴール感覚がついに福島でも発揮され、徐々にチームにフィットしてきた。

樋口がゴールを奪い、成長した姿を古巣相手に見せるか。それとも彼をよく知る相模原が意地を見せて抑え込むか。苦しみながら成長してきた若きストライカーをめぐる攻防は見逃せない。

文:小林健志(福島担当)


明治安田生命J3リーグ 第3節
4月3日(日)13:00KO とうスタ
福島ユナイテッドFC vs SC相模原
とうほう・みんなのスタジアム(福島ユナイテッドFC)
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