【C大23 vs 長野】 ウォーミングアップコラム:負けられない思い。桜色の生え抜き戦士が、右を制す

2016年4月15日(金)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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(写真)C大阪U-23は、J2昇格有力候補の長野相手に、今季3勝目をあげることはできるか。

ここまでホームで2勝、アウェイで2敗と五分の成績を残している、C大阪U-23。ただし、前節のG大阪U-23とのアウェイ戦では、大阪ダービーの独特な雰囲気も後押しに、シュート数でも相手を上回るなど、攻勢をかけたが、1-2と惜敗。「すごくいい環境でできたが、唯一残念なのは、負けてしまったこと。そこだけが心残り」(小暮大器)、「同年代の相手でもあり、絶対に負けたくない気持ちでやっていたが、負けて悔しい」(温井駿斗)と、イレブンはライバル相手の敗北に悔しさをにじませ、リベンジを誓っていた。

それでも、U-23大阪ダービーの激闘など、この4試合を経て、チーム、そして、若手選手は、たくましさを増しているのも事実。「1試合1試合、(ハードワークや球際の強さ、闘争心など)サッカーにおいて大事な部分、そういったところが身についてきている。それを自信にしていけたらと思うし、逆に過信にならないよう、意識して大事にしていきたい」と大熊裕司C大阪U-23監督も言うように、経験を糧に、さらなる高みを目指していきたい。

そこで迎える今節は、J2昇格有力候補の1つ、長野とのホームゲーム。そのなかで、見どころの1つが、C大阪生え抜き同士のマッチアップ、C大阪の右サイドを担う小暮と、長野で全試合出場中の夛田凌輔との対決だ。
夛田については「非常にアグレッシブで、嫌なところに走る選手。メンタリティーもすごく強い」とC大阪U-18時代に監督を務めていた大熊氏も評し、なおかつ、「前からガンガン来る選手で、自分と(スタイル)がかぶっている」と小暮もいうように、夛田と小暮の2人は似たタイプの選手同士。それでも、小暮は言う。「(夛田は)先輩だけど負けられない。何が何でも勝ちたい」と。ともに持ち味の1つが攻め上がるスピードだが、そこも「負けていないと思います」と桜の25番は胸を張る。そして、指揮官も、「マッチアップするが、小暮なら大丈夫。やってくれると思う」と、全幅の信頼を置く。桜色のユニフォームを身にまとっている以上、この勝負、負けるわけにはいかない。

そして、もう1人、小暮や夛田にも負けないスピードを持ち、そのドリブルも武器とする生え抜き選手がいる。それは、2年目のFW沖野将基。第2節藤枝戦、第3節琉球戦では得意の右サイドを疾走し、何度もチャンスを切り開いた、若き期待のアタッカーだ。ただ、先のU-23大阪ダービーでは出番がなかっただけに、人一倍悔しい思いも経験。「この試合に出してもらえたら、しっかりアピールしたい」と気合十分だ。「自分はスピードとか負けないですし、そういう自分のスピードを使って、(相手DFの)裏とかに抜け出して、自分がゴールを決めて勝ちたい」と、長野の屈強な守備陣に対しても、持ち味を出して果敢に攻めに行く。もちろん、夛田の背後も、執拗なまでに突いていく構えだ。
左サイドの温井駿斗のクロスも大きな武器となっているC大阪U-23だが、今節は一層、右からチームを盛り立て、相手を攻め崩す。強敵の長野でも、たとえアカデミーの偉大な先輩の1人でも、C大阪の名がある以上、一歩も引くわけにはいかない。J3を制するためにも、そして、トップチームの檜舞台で活躍するためにも。

文:前田敏勝(C大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第5節
4月16日(土)14:00KO ヤンマー
セレッソ大阪U-23 vs AC長野パルセイロ
ヤンマースタジアム長居(セレッソ大阪U−23)
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