【琉球 vs 相模原】 ウォーミングアップコラム:チーム快進撃を支える大卒ルーキー DF増谷幸祐の魅力

2016年4月30日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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第6節を終えて4勝1分1敗。中盤の要として君臨するMF富所悠や得点ランキングトップに立ったMF田中恵太ら攻撃陣が活躍し、現在J3リーグ2位につけている。攻撃陣が噛み合い毎試合得点が生まれている中で、この結果を無駄にさせないディフェンス陣の貢献度も高い。
今季の琉球は「DFラインの総とっかえ」という荒療治を敢行。昨季所属したDF登録の選手は全選手移籍し、大卒ルーキーを中心としたDFラインを形成している。そのため開幕前はプロとして経験値や強さの部分で不安視されていた。しかし試合数を積み重ねるごとに安定度が増し、目に見える成長をファン・サポーターに示している。

背番号2を背負い、ディフェンスラインの一角を担うCB増谷幸祐は今季琉球に加入した大卒プレーヤーの一人。日本体育大学では不動のセンターバックとして活躍を見せ、関東大学サッカーリーグ2部で優勝を飾るとともにベストイレブンにも輝いている。DFとしての上背(172cm)についてのコンプレックスも感じられず、「90分を通してのゲームメイクであったり守備への負担を減らすためにもポジショニングで頭をつかうプレーを見せなければいけない(増谷)」と自身の特性を理解しクイックネスを活かしたプレーでゴール前に鍵をかけている。決して身体能力の高い選手ではないがDFとしての技術、そして持ち前のガッツと前向きな気持ちは現状のチーム状況に好影響を与えている。
また彼の正確なロングフィードも魅力のひとつ。「ロングボールを蹴らなくてもサッカーはできるが、出せれるときに出せる必殺技みたいなもの(増谷)」と、右足から放たれる自信のロングフィード一発で局面を打開できる増谷の存在は大きい。

沖縄での生活も4ヶ月余りが経ち「好きな食べものはソーキそば。さんぴん茶は苦手です」と言えるくらい環境には慣れ始めているが、心配事もあるという。「沖縄の環境はコンディションを整えるためにも多く水を取らなくてはいけない上に練習もきつく…痩せてく一方なんです(苦笑)」と、これから変化する季節に対し多少の不安を覚えているようだ。

「サッカーは勝つことがすべて。沖縄にサッカー文化を根付かせるため練習から激しく、試合では勝てるようにやっていきたい」
プロ生活1年目のプレーヤーはプロとしてのメンタリティーとプライドを持ち、ピッチで躍動する姿を見せ続ける。

文:仲本兼進(琉球担当)


明治安田生命J3リーグ 第7節
5月1日(日)16:00KO 沖縄県陸
FC琉球 vs SC相模原
タピック県総ひやごんスタジアム(FC琉球)
みんなの総合評価 (3.9)
臨場感 (3.4)
アクセス (2.7)
イベント充実 (3.5)
グルメ (3.9)
アウェイお楽しみ (3.8)

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