【栃木 vs 大分】 ウォーミングアップコラム:熱さを内にたぎらせる西谷和希。思いを込めた一撃で現状打破を誓う。

2016年5月7日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
----------------------

メラメラと熱い気持ちを内にたぎらせている。今のチーム状況に。そして自分自身が置かれている立場に。
キレのあるドリブルを武器に開幕から左サイドでスタメンを張ってきた若き俊英、西谷和希だが、チームが結果を出せないなかで直近2戦は途中出場に甘んじている。

栃木の両サイドは激戦区で、西谷のほかに山本大稀、廣瀬浩二主将、佐々木勇人らが控える。前節のFC東京U-23戦では、直近2戦でスタメン出場する山本が目の覚めるようなミドルシュートを突き刺し、それを西谷は目の当たりにした。
「(山本)大稀さんは運動量豊富だし、特に守備で頑張ってくれるからチームはすごく助かる。自分も見習わないといけないし、サイドのポジションは切磋琢磨しながらお互いに高め合う関係ができていると思う」

山本のプレーに刺激を受けながらも「ただ、俺自身はドリブルで相手を剥がすとか、1対1とか、そこでは絶対に負けない自信がある」と一歩も引く様子はない。
愛くるしい表情の薄皮一枚を剥がせば、負けん気に溢れたやんちゃ坊主の素顔がある。出身は大学サッカー界の雄、流通経済大学。勝者のメンタリティが染み付いた西谷にとって、低迷するチームの現状はやきもきするのだろう。こう話したことがある。
「負けるのは恥ずかしいことだと思うんです。負けることは許されない、という感覚が僕にはありますよ。大学のときは負けちゃダメというのが条件だった。それが染み付いている。そして俺ら流経大の選手たちは、勝ち続けているときでも常にチャレンジャー精神を持たされていた。勝っていても相手を上から見ることは許されなかった。勝っていてもチャレンジャー。一回戦った相手が、絶対にこいつらには勝てない、と思わせろと」

それが西谷のスタンダード。無論、そんな熱い気持ちを内にたぎらせつつも、冷静に自身の課題もわかっている。ペナルティエリアに侵入した、その先。シュートやクロスの精度を高めれば、さらに上のレベルにいける。
「結果を残せばスタメンになれるし、チームも勝てる。とにかく結果に拘ってやる。練習からそこに拘ってやる。それだけです」
今節も出番はあるはずだ。西谷の内に秘める熱さ、そして前への推進力は、低迷する地元栃木の現状を打破できるか。

文:鈴木康浩(栃木担当)


明治安田生命J3リーグ 第8節
5月8日(日)13:00KO 栃木グ
栃木SC vs 大分トリニータ
栃木県グリーンスタジアム(栃木SC)
みんなの総合評価 (3.8)
臨場感 (4.2)
アクセス (2.8)
イベント充実 (3.3)
グルメ (3.9)
アウェイお楽しみ (3.3)

1万円分の旅行券が10名様に当たる!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報