【F東23 vs 鹿児島】 ウォーミングアップコラム:FC東京U-23で成長著しいMF佐々木 中盤で見せるらしいプレーでJ3ホーム初勝利を

2016年5月21日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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【写真】試合を追う毎に成長を見せる佐々木渉

牛歩のような歩みだが、それは着実に糧となり、若き青赤は成長を遂げようとしている。
安間貴義監督率いるFC東京U-23は22日、夢の島競技場で鹿児島と対戦する。前節大分にも0-3で敗れて現在J3で15位に沈む。ホームでは未勝利が続いている。だが、大分戦で中盤を構成した鈴木喜丈、幸野志有人、佐々木渉は、試合を追う毎にたくましい姿を見せ始めている。

その中でも佐々木は、ルーキーイヤーとなった昨季の大半をリハビリに費やしてきた。今季開幕前に完全復帰を果たし、「2年目に入って、気持ちを切り替えて日々前向きに取り組んでいる。この1年、ほとんど試合ができていないので、まずは試合感覚を取り戻さないといけない。そういう意味ではJ3で出場機会を得たい」と語っていた。
そして、その言葉どおり、実戦をこなす度にチームにとって有益となるプレーを増やしている。幸野と共にボールを引き出し、ファーストディフェンダーとしてボールにアタックするなど、課題の守備にも積極的に取り組んでいる。
安間監督は、「しなきゃいけないところを覚えさせている段階。徐々に要求も増やしているし、プレーにメリハリがついてきたと思う」と言う。
質が高く、機知に富んだプレーは、今後の成長次第で トップチームにも欠かせない選手の一人となっていくだろう。「ポジションを奪いに行く集団でなければいけない」という指揮官の元で再生し始めた佐々木に加え、幸野、鈴木が組む中盤が機能すれば、今季2勝目も見えてくるかもしれない。

ただし、安間監督が「もがきながらも前進している」と語るように、けが人も多く、先発メンバーは当日になってみないと分からない状況は続く。また、試合前日にはU-18は公式戦を戦い、鈴木をはじめ、先発予定の数選手は2日連続で試合をこなさなければいけない。トップチームも当日にAFCチャンピオンズリーグ ラウンド16第2戦の舞台となる上海へと旅立つ。今季2つのチームを運営してきたが、その難しさをあらためて痛感させられる。
しかし、 安間監督は「面白いことの方が多いですよ」と言って、若い選手たちが見せる成長の息吹に目を細めてきた。だからこそ、だ。ホームで1勝を。勝利の成功体験こそが、苦労を重ねて成長を遂げようとするこのチームに今最も必要なものなのかもしれない。

文:馬場康平(F東23担当)


明治安田生命J3リーグ 第10節
5月22日(日)15:30KO 夢の島
FC東京U-23 vs 鹿児島ユナイテッドFC
江東区夢の島競技場(FC東京U−23)
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