【川崎F vs 仙台】 ウォーミングアップコラム:ケガから復帰の井川祐輔に期待

2016年5月24日(火)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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【写真】戦線に復帰の井川祐輔

4月5日の練習中にふくらはぎの肉離れを発症していた井川祐輔(写真)が、戦線に復帰してきた。4月11日にクラブから発表されていたリリースでは「復帰まで8週間程度を要する見込」とされていたが5月20日に練習に復帰。この水曜日に行われるヤマザキナビスコカップ仙台戦に向けて調整を進めている。

井川の復帰について風間八宏監督は「リーダーになってもらわないとね。後ろですごく声が出るので。必ず経験のある選手は必要だし」と述べ、期待をかけている。もちろんプレー面では経験を背景に違いを見せられる選手で、最後列から全体を統率し、守備面でも実力を見せられる選手だ。若返ることが予想されるヤマザキナビスコカップ仙台戦のメンバーの中にあって、上手くチームを纏めてほしいと思う。

ちなみに、早い復帰について聞いたところ井川は「若いんでね(笑)」とおどけつつ「トレーナーとかが頑張って。家族もそうですし、色々な人の支えがあって早く復帰できました」と感謝の気持ちを口にしていた。その上でプレー面については「コンディション的にはそんなにいいとは言い切れませんが、声とかでカバーできる部分もあると思う。期待に応えられるようにね。頑張らなきゃならないと思っています」と話していた。

井川は練習に復帰してまだ間もないということで、試合勘や試合での体力面で気になる部分はある。ただ「復帰してすぐに公式戦に出られるというのはありがたいこと」だとも話しており、与えられたチャンスの中でしっかり結果を出すことを意識したいと話していた。この井川と組むことになりそうなのが、プロでのデビュー戦となりそうな板倉滉だ。加入2年目の19歳で、東京五輪世代の若手選手だということで、がむしゃらに試合に向かってほしいところ。

対する仙台は裏を狙ったロングボールを使ってくることが予想される相手で、これは川崎Fでの練習ではほとんど見られない攻撃スタイル。そういう意味で板倉にとっては難しい試合展開もありうる。そういう時だからこそ、井川の経験でカバーしてもらいたいと思う。

ちなみに井川は板倉との連携について「思い切りやらせるためにも後ろにオレが居るということを意識づけさせて。思い切ってやらせたいと思います」と話していた。板倉にガツガツと取りに行かせつつ、その穴をカバーする意識を持って臨みたいと話しており、そうした周りを見ることができるプレーを見せてもらいたいと思う。

なお、現在勝点5の川崎Fは、この第6節がグループステージ最終戦で、つまり勝点は最大でも8までしか伸ばせない状態にある。ただ、他チームの動向次第ではあるが、川崎Fに予選突破の可能性はまだかろうじて残されている。そういう意味でも勝ち点3を手にし、他会場の動向を待ちたい試合となる。

文・写真:江藤高志(川崎F担当)


ヤマザキナビスコカップ 第6節
5月25日(水)19:00KO 等々力
川崎フロンターレ vs ベガルタ仙台
等々力陸上競技場(川崎フロンターレ)
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