【山口 vs 愛媛】 ウォーミングアップコラム:緊張感を走らせた一森純。無失点への覚悟

2016年6月7日(火)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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【写真】山口の守備陣をまとめるGK一森純

3節前の第14節・長崎戦で3失点を喫した山口。このままではダメだと危機意識高く、周りを締めたのが一森純だった。

長崎戦のあとに控えていた札幌戦で、同じ過ちをするわけにはいかなかった。一森は遠征直前、DF陣を呼び出し、「めんどくさい奴やなって思われるかもしれへんけど、やらなと」と緊急ミーティングを開いた。「ディフェンスラインもGKも攻撃の面をフォーカスしていて、守備がおろそかになっていた部分があったと思う。でも、DFやGKの仕事としたらそうじゃない」。緊張感漂うミーティング。一森は疎まれることを覚悟していたが、蓋を開けてみると集まったDF陣も問題意識を抱え、侃々諤々に意見を言い合った。「思ったより積極的にやれた。ええヤツが揃ってんなって思いました」。

密度濃い内容で出た結論は、当たり前のことを当たり前にやろうということだった。「ショートカウンターを受けることはあるが、逆サイドの選手が絞ったり、失ったら全力で戻ったりやればギリギリで間に合うことはある。そういうことで1点を防げたらでかい。そういう話になった」。ただ、ミーティング直後の札幌戦は移動トラブルによる疲弊でやはり3失点。しかし迫力不足に終わった長崎戦に比べて、ギリギリまで粘って何とかしようという姿勢は見せることができ、翌節の東京V戦ではCKからの1点にまで失点を抑えることに成功した。

連戦中日の今節は、ホームに愛媛を迎えるオレンジダービーとなる。一森は「愛媛は上位に行ける力のあるチームだと思うので、きっかけを与えないように無失点に抑えたい。それに、連戦なので行くところと行かないところを明確にしてやっていきたいなと思う」と決意。そして一森を囲った取材陣の輪が解かれる瞬間、己に言い聞かせるように力強く、「絶対に勝ちます」と宣言した。ゴールを守る最後の砦は、相手にとってこそ面倒な巌阻になって聳え立つ。

文:上田真之介(山口担当)


明治安田生命J2リーグ 第17節
6月8日(水)19:00KO 維新公園
レノファ山口FC vs 愛媛FC
維新みらいふスタジアム(レノファ山口FC)
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