【横浜FC vs 千葉】 ウォーミングアップコラム:注目の千葉の監督交代初戦。横浜FCは監督交代カンフル剤を跳ね返せるか!?

2016年7月30日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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【写真】ホームで千葉を迎え撃つ横浜FC・中田仁司監督

今節はホーム三ツ沢球技場に千葉を迎える横浜FCだが、その千葉では週明けの25日、ついに監督解任が発表された。J1昇格を義務付けられるチームだけに現在の成績を考えれば監督交代に特に驚きはないが、それがよりによって自分たちの対戦直前に起こらなくても……というのが、横浜FCの選手やコーチングスタッフの本音だろう。

千葉の新指揮官となったのは、今季からコーチとして主に対戦相手の分析を担当していた45歳の長谷部茂利監督。下部組織まで含め、今回が初めての監督経験となる。昨年来の千葉は関塚隆監督と小倉勉ヘッドコーチ、里内猛フィジカルコーチ、藤原寿徳GKコーチのロンドン五輪スタッフが固めており、それがそっくりいなくなって、何の情報もない新米監督が指揮を執るのだから、対戦相手の横浜FCにとって「そりゃ、やりにくい」(中田仁司監督)には違いない。

また、戦術や選手起用以外にも、監督交代が起こるとそれが一種のカンフル剤となり、選手のモチベーションも高くなる。「監督だけの責任じゃないという気持ちは選手の中にあるし、逆に使われなかった選手にとってはチャンスだし、雰囲気が変わることがあるから」と、ベテランのカズもその効果は侮れないと見ている。

そこで実際に、シーズン途中の監督交代の初戦成績はどんなものか、2013年から現在までのJ1およびJ2で調べてみた。今回の千葉とFC東京はまだ試合が行われていないので除外すると、12勝6分12敗という数字。残留争いをしているチームにとって2/5という勝率は悪くないが、昇格や優勝争いのために監督を代えたチームにとっては良いとはいえない。さらに、それまでJ1やJ2のトップチームで監督経験のなかった指導者の場合に限ると、4勝4分6敗とさらにその数字は落ちる。

こうして見ると、横浜FCにとってやりにくいのは確かでも、監督交代の初戦に当たるのは、特別に不利なことではなさそうだ。しかも中田監督にはシーズン途中に交代で監督就任した経験が3度あり、「だから今の長谷部監督の気持ちも分かるし、自ずとどうやってくるか想像もできる」と不敵な笑みを浮かべた。順位が示す通り、チームの地力としては千葉が優位には違いないが、このタイミングでの監督交代を裏目にすべく、横浜FCは手ぐすね引いて待ち構える。

文:芥川和久(横浜FC担当)


明治安田生命J2リーグ 第26節
7月31日(日)18:00KO ニッパツ
横浜FC vs ジェフユナイテッド千葉
ニッパツ三ツ沢球技場(横浜FC)
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