【岐阜 vs 愛媛】 ウォーミングアップコラム:男と男の話を経て

2016年9月17日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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第4節、愛媛との前回対戦ではプロ初ゴールとなる決勝点を奪っている。それもJ参入後のチームが、これまで一度も得点できていなった大鬼門・ニンスタでの初得点。新たな歴史を作ったチームの中心には、今季より加入した背番号36の姿があった。

瀧谷亮(写真)が挙げたここまでの4得点は、どれも印象深いものばかりだ。先の愛媛戦はもちろん、第28節・松本戦では「プレーが良くない中、我慢して使ってくれていたので」という男気の一撃。90分に奪った劇的同点弾は、何度も交代を取りやめ、最後の最後までピッチに残していた指揮官の期待に応える一発だった。

もっとも、瀧谷自身はここまでのプレーに満足していない。守備に重心を置く現在のチームにあって、ボールを収める作業やシュートまでの過程に苦心するなど「期待に応えられていない気持ちのほうが強いです」とことあるごとに話してきた。

「(たとえ前線で孤立しても)戦うのは当たり前。その上で収められるようになったら、もう一段階質の良いFWになれると思うし、自分はシュートの本数が少ない。調子の良いチームはどこもFWが二桁得点を取っているので、(期待を感じる中で)自分も点を取れるようにならないといけないなと感じることが多いです」

今週15日の練習後には、吉田恵監督自らが瀧谷のもとへと歩み寄り、長いこと話し込んでいた。瀧谷本人に話を聞けなかったことが心残りなのだが、そこに指揮官の変わらぬ期待があったことは間違いなさそうだ。
「男と男の話です。色男なのでちょっと話しかけてみようかなと(笑)」
そうお茶を濁しながらも、「最近は力が出ていない部分があるので、そこを出せるように話はしました」と教えてくれた。

今節・愛媛戦、その出番が巡ってくるかは分からない。ただ、「男と男の話」を経た男気のストライカーは、吉田体制初の白星に向け、熱い思いを再燃させているに違いない。

文:村本裕太(岐阜担当)


明治安田生命J2リーグ 第32節
9月18日(日)19:00KO 長良川
FC岐阜 vs 愛媛FC
岐阜メモリアルセンター長良川競技場(FC岐阜)
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