【浦和 vs FC東京】 ウォーミングアップコラム:死力を尽くした先にあるもの。チーム最年長選手たちが見せる挟持

2016年10月8日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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浦和レッズはルヴァンカップ準決勝第1戦、FC東京のホーム・味の素スタジアムで2−1の逆転勝ちを果たした。武藤雄樹の決勝ゴールを導いたのは、途中出場で今季公式戦2試合目の出場を果たしたチーム最年長の平川忠亮だった。

平川は7月中旬の練習中に左足関節捻挫を負って約6週間リハビリを行い、今一戦で久しぶりにベンチ入りしていた。
「急に呼ばれて『まさか』と思ったけど、(同じポジションの)関根が足を痛めていたので、(試合出場の)イメージはしていました」
後半途中からピッチに立った平川は80分に右クロスを供給して武藤の得点をアシスト。ゴールした瞬間、チームメイトは一斉にゴールした武藤の下へ駆けつけたが、最後尾にいたリベロの那須大亮だけは平川に飛びつき、武藤に向かって、「ヒラさんがアシストしたんだぞ!」とばかりにベテランを指差した。
今季、リオ・オリンピックに出場したU-23日本代表の遠藤航と激しいレギュラー争いを繰り広げている那須は、普段の平川の努力を間近で見ていた。
「流石だなと思いました。何かやってくれる感じがしたし、逆に相手を押し込んでいましたよね。凄いよなぁ。本当に、良い刺激をもらいました」

殊勲の武藤も当然、平川が辿ってきた道のりを理解している。
「日々の練習の姿勢があることで、急な出番でも結果を残せるんだなと思いました。こうしてヒラさんが結果を残したことでチームメイトもサポーターも喜べた。本当に、素晴らしい選手だなと思います」

当の平川は勝利の余韻に浸ることなく、対戦相手にいる大学時代の同期を引き合いに出しながら、準決勝第2戦での一層の奮起を誓った。
「羽生(直剛/平川と筑波大学で同期)にアシストされちゃったからね(笑)。このまま負けたら悔しいから、自分もやらなきゃなって(笑)。ただ、まだ第1戦を勝っただけなので、第2戦で結果を残さなきゃ意味がない」
両チームが死力を尽くして戦うYBCルヴァンカップ。埼玉スタジアム2002での第2戦は総力戦になる。

文:島崎英純(浦和担当)


JリーグYBCルヴァンカップ 準決勝 第2戦
10月9日(日)14:00KO 埼玉
浦和レッズ vs FC東京
埼玉スタジアム2002(浦和レッズ)
みんなの総合評価 (4.4)
臨場感 (4.7)
アクセス (3.2)
イベント充実 (3.6)
グルメ (3.5)
アウェイお楽しみ (3.3)

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