【千葉 vs C大阪】 ウォーミングアップコラム:アカデミー出身のベテラン2人が意地を見せて来季へ希望を抱く勝利を狙う

2016年11月2日(水)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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前節(第38節)ではコイントスでエンドの選択権を得た長崎にやはりいつものようにエンドチェンジをされた千葉。それでも、試合後の長崎の高木琢也監督が「(千葉が)あれだけアグレッシブに来るとはちょっと自分の想像の域を超えていたかなと。だいたい15分ぐらいはプレッシャーをかけてくるチームではあるんですけど、それ以上に今日はボールの動きもよかった」と振り返ったほど、攻守両面でアグレッシブにプレー。だが、またしてもフクアリでのJ2リーグ戦で長崎に勝てず、引き分け(スコアレスドロー)で終わったことで千葉のJ1昇格プレーオフ進出の可能性は完全に消滅した。
これで7試合勝利なし、4試合連続ノーゴールと苦しい状況は続くが、1つの光明は連敗が4で止まったこと。そして、奮闘を見せて連敗ストップに貢献したのが、第29節・熊本戦以来のスタメンの佐藤勇人、今季は天皇杯の2試合でスタメン出場もJ2リーグ戦は初出場の岡本昌弘(写真)だ。

佐藤勇は「4連敗していて勢いと自信がなくなっていたので、自分が前に行って勢いを出そうと思った。今日はホームだし、勢いを持たせたいというところで、とりあえず自分が前に行くことでチャンスを作れたらいいかなと思った」と試合後に話したように、彼の全盛期時代を彷彿とさせるような、前の選手を追い越してペナルティエリアに飛び込んで行くプレーを披露。29分にはこぼれ球からのボレーシュート、38分にはクロスに合わせたヘディングシュートで得点機を作った。また、守備でも長崎のボールホルダーに厳しくプレッシャーをかけ、球際で強さを見せて長崎に攻撃の組み立てを楽にはさせなかった。だが、勝利という結果を出せず、J1昇格プレーオフ進出を逃したことに「残り4試合は意地を見せなくちゃいけない。一人ひとりがやれることは限られるかもしれないけど、厳しいチーム状況の中でもお客さんも見に来てくれているので、やれることをしっかりやって、また来年に希望を持ってもらうようにやり続けないといけない」と強い思いを語った。

一方、岡本は今季のJ2リーグは第37節まで全試合フル出場だった佐藤優也を気遣い、試合に向けて「(佐藤)優也はすごくいいプレーをしているし、安定感もあるし、頑張っている中で、チームとしてGKを変えなきゃいけなくなっちゃった状況に対して、やっぱりずっと出ていた優也が出られなくなるぶんも頑張らなきゃいけないなと思いました。あとは(悪い)流れをしっかり止めなきゃなとは思いました」という心境だったという。そして、岡本が安定感のあるプレーを見せた長崎戦の試合を振り返って「結果が(失点)ゼロだったというのはまず手応えが1つある。守備はみんなが集中してやってくれていたし、守備陣だけじゃなくて前の選手も一生懸命ボールを追ってくれて、球際も行ってくれた。その結果、セカンドボールが拾えたり、ラインもズルズル下がらずにやれたりしたんじゃないかなと思う」と話した。C大阪はJ1レベルの強豪だが、「試合の映像を見ても強いですからね。でも、そういうレベルでやっていかないとうまくならないし、逆にそのレベルの相手を倒さないとJ1に上がれないと思っている。今季はもうJ1には上がれないけど、J1に上がるためにということを考えていないといけないかなと思います」と話した。
日本代表クラスの選手が多いC大阪との対戦について、高卒2年目の乾貴哉が「もう本当に勝つしかない。自分のできるプレーをして勝ちます」と言いきれば、ルーキーの岡野洵は「ワクワクしています」と笑顔を見せた。彼らのような若手、そして千葉のアカデミー出身のベテランの佐藤勇と岡本がうまく融合し、意地を見せてC大阪戦での勝利を狙う。

文:赤沼圭子(千葉担当)


明治安田生命J2リーグ 第39節
11月3日(木)16:30KO フクアリ
ジェフユナイテッド千葉 vs セレッソ大阪
フクダ電子アリーナ(ジェフユナイテッド千葉)
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