【東京V vs C大阪】 ウォーミングアップコラム:「終わり方が大事」。苦しんだシーズンだったからこそ、有終の美を。

2016年11月11日(金)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
----------------------
早くも2016年シーズンのホーム最終戦を迎える。引き分け以上で残留が確定する東京Vにとっては、まさに「勝つしかない」一戦。監督・選手たちの表情にも、一段と気合いの色が伺える。

中でも、特に強い思いを持って挑むのが、高木善朗だ。前々節、前節と2試合の出場停止が明け、残り2試合に持てる力すべてを出し尽くすことを誓う。

背番号『10』という重荷を背負い、なかなか思うように結果の出ないチーム状態に誰よりも責任を感じてきた。「チームが勝つために自分がすべきプレーとは」を自問自答し続けていく中で、夏場、「ゴールやアシストなど、結局は直接得点に関わることが一番なのだ」と、答えを出した。そして今回、自分が欠場した2試合、特に前節のvs松本戦の敗戦を見ていて、やはり、自分が得点に直結する役割を果たす必要性を改めて強く感じたという。「結果として、僕がチームで一番点を取ってることを思えば、(復帰して)そこできちんと違いを見せなければいけないと思います」。本来であれば、自分が欠場している間に、「(高木)大輔や(澤井)直人などの若い選手に、勢いついて爆発的に活躍する存在になって欲しかった」思いも、正直あったというが、結果として願いは叶わなかった。それでも、「次の試合こそは、一人でも勢いある選手がいればいいなと思います」主軸として自身の、そして若手の台頭に大きな期待を寄せる。

大事なホーム最終戦の相手がプレーオフ進出が決まっている強豪・C大阪であることを、非常にポジティブに捉えている。「J1に近いチーム、選手たちと対峙して、どれぐらい自分ができるかを知るためにも非常に大事な試合になりますし、チームとしても、そういう相手からしっかりと勝点を取れるかは重要な指標(高木善)」。前回の対戦では黒星を喫しているだけに、何としても借りを返し、サポーターにも成長を証明したいところだ。

ポイントとして、23歳MFが挙げるのは、「決定的なチャンスを作られた時に守りきれるか」だ。東京Vは上位チームとの戦績が非常に良いのだが、その要因とも重なるという。「札幌、清水などに勝てた時は、クロスへの対応などがしっかりとできていて、シュートに対しても、最後までしっかりと寄せられているからこそ、バーに当たったり、外れたりという結果につながっていたんだと思います。逆に、それが前節の松本戦ではできていなかった」。攻守にわたり、90分間最後まで集中し、目一杯のプレーを全員が出せれば、「必ずうちに勝機はあると思う」。

「終わり方って、すごく大事ですから」と、背番号『10』。今季も共に闘い続けてくれたサポーターへ感謝を伝えるためにも、残留を決め、来年へつながる試合にすることを固く誓った。

文:上岡真里江(東京V担当)


明治安田生命J2リーグ 第41節
11月12日(土)16:00KO 味スタ
東京ヴェルディ vs セレッソ大阪
味の素スタジアム(東京ヴェルディ)
みんなの総合評価 (3.4)
臨場感 (2.7)
アクセス (4.2)
イベント充実 (2.7)
グルメ (2.7)
アウェイお楽しみ (2.6)