【鹿島 vs 浦和】 浦和側ウォーミングアップコラム:冷静と情熱のあいだ。レッズ、いざ悲願のタイトル奪取へ

2016年11月28日(月)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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リーグタイトルに対する指揮官の並々ならぬ思いが伝わってくる。浦和レッズは明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ決勝の鹿島アントラーズ戦に向けてトレーニングを続けているが、ミハイロ ペトロヴィッチ監督の指導にはかなりの熱がこもっている。

監督の意気込みが最も伝わってくるのがゲーム形式の戦術練習を行っている時だ。レギュラーシーズン時のトレーニングではハーフコートの広さで行われる紅白戦で戦術を熟成させていくのがルーティーンとなっているが、その時はプレーをあまり止めず、流しでコンビネーションを磨いていく。

しかし、鹿島戦に向けた練習では、紅白戦を行う前に入念に動き方のチェックをしている。ワンプレーごとにゲームをフリーズさせるのも珍しくなく、ボールを引き出すため、ビルドアップするため、そして相手守備を崩すためにどう動くべきかを逐一指導している。これはこれまでの通常トレーニングではあまり見かけないシーンだ。

また、指導する声にも熱が入り、時には感情を爆発させるほどの激しさも伴う。これには普段からペトロヴィッチ監督をよく知る選手たちも驚きを隠せずにいるが、この一戦にそれだけかけているという指揮官の思いを受け止め、決戦に向けて準備を進めている。

27日の練習後、森脇良太(写真)は「昨日はアグレッシブに練習をしていましたけども、僕らも強い気持ちがある。監督も試合間隔がある中でもう一回締める意味でかなり活を入れてトレーニングしている」と語り、普段以上に熱量のある練習ができていると力を込めていた。

一方で、モチベーションは高ければ高いほどいい、というわけでもない。あまり入れ込みすぎてしまうと、本番で空回りしてしまう可能性もある。槙野智章は言う。

「監督の言うことは聞かないといけないけど、監督の言うことを聞くことで、良いプレーできていないようではおかしい。監督に言われる前に、選手たちで『こうしないといけない、物足りない』としっかり話しているし、それはいいことだと思う」

ハートは熱く、頭はクールに。その絶妙な配分が求められるが、これまでにメンタルのバランスを欠いて苦い経験を何度もしてきた選手はそのことを理解し、行動にも移している。あとは結果を出すだけだ。

文:神谷正明(浦和担当)

■合わせて「決勝直前!浦和 選手コメント」もどうぞ。

明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ 決勝 第1戦
11月29日(火)19:25KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ
県立カシマサッカースタジアム(鹿島アントラーズ)
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