【全53クラブ網羅】担当ライターが選ぶ「今年の漢字」:栃木SC

2016年12月22日(木)

今季も色んなことがありましたね。J's GOALでは年末企画として「今年の漢字」を連日掲載! サポーターの皆様と同じく、クラブを見守り続けた担当ライターが選んだ漢字とは? 応援するクラブだけでなく様々なクラブの「今年の漢字」をお楽しみください!
----------------


昨季J3降格の憂き目にあった栃木は今季、1年でのJ2復帰を目指して戦ったが、土壇場で大分に逆転を許して結果は2位。最後はJ2・J3入れ替え戦で金沢に敗れてJ2復帰はならなかった。栃木のJ2復帰が失敗に終わった直後、SNS上に「栃木SC消滅の危機」なる根拠のないデマが投じられ拡散してしまった。暇な人間の仕業だろうか。迷惑な話だ。言っておくが昨季の栃木は黒字、今季も、J2復帰を失敗してなお黒字見込みである。栃木といえば、クラブ体力以上のチーム強化に走った末に債務超過に陥ったイメージがあるかもしれないが、現在クラブは過去を猛省し、健全経営への道のど真ん中を歩いている。昨オフ、クラブのトップに橋本大輔社長が就任してからはその道をさらに猛進している。今季はホームの栃木県グリーンスタジアムを訪れるファン・サポーターをもてなすサービス全般が向上し、目指すべき「愛される強いクラブ」へと一歩を踏み出したシーズンだった。

一方、チームは1年でのJ2復帰を逃したが、堅守を武器に10連勝を果たすなど一時は首位を独走、リーグの主役となって優勝争いを牽引した。先日、来季の横山雄次監督の続投も決まり、チームは武器となった堅守を引き継ぎ、来季へと向かう。昇格失敗の悔しさは当然ある。だが、見方を変えれば、その悔しさも含めて、来季再びJ3優勝を狙えるだけのベースを構築したシーズンだったと言える。

クラブ、チームともに「芽」が育まれた1年だった。

2016.12.22 Reported by 鈴木 康浩

各クラブの「今年の漢字」の一覧はこちら!

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集