【全53クラブ網羅】担当ライターが選ぶ「今年の漢字」:FC琉球

2016年12月25日(日)

今季も色んなことがありましたね。J's GOALでは年末企画として「今年の漢字」を連日掲載! サポーターの皆様と同じく、クラブを見守り続けた担当ライターが選んだ漢字とは? 応援するクラブだけでなく様々なクラブの「今年の漢字」をお楽しみください!
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12勝8分10敗の成績で今季を8位で終えた琉球は、J3リーグ3年目にして初の勝ち越しをマークした。これまではシーズンが終われば激しい選手の入れ替わりにより未開拓な状況下で一から作り直すことが通例となっていたが、来季は今季のスタイルを維持し、未来への展望が開ける形を見出している。

今季から指揮を執る金鍾成監督は「3-1で勝つサッカー」を目指すと公言。一年を通して攻撃的信念を貫き通した結果、今季30試合中24試合で得点が生まれ、総得点は46。一試合平均約1.53点で、昨年以上の得点率をマークした。(昨季は約1.15点)
特に13ゴールを挙げたMF田中恵太は最終節まで得点王争いを演じてエースとして君臨。主将としてもチームを牽引し続けた。また、本来はトップ下が主戦場の藤澤典隆は、これまでプレー未経験のサイドバックにコンバートされレギュラーポジションを獲得。スピードと足元の技術で敵陣を切り裂きチャンスを数多く作った。

シーズンを振り返ると、序盤は開幕ダッシュに成功しこれまで未体験の首位争いを演じた。しかし失点数の多さから上位進出のきっかけを取り逃すと中盤以降は連敗が重なりチームとしての未熟さを露呈。ただ終盤に差し掛かるとこれまで未勝利だった長野に勝利し、無敗記録を8まで伸ばすなど結果を残したことで来季への未来図が見える形でシーズンを終えた。

未だ未だなところもあるが、今後の未来像としてポジティブに捉え、昇格という未知なる領域に足を踏み入れる可能性を感じ得たことは大きい。
良くも悪くも今季の琉球は何かと「未」がキーワードとして付きまとう。

2016.12.25 Reported by 仲本 兼進

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