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【ニューカマー・レコメンド】攻撃を組み立て、チャンスを創出するセンターバック:田代真一(山形→長崎)

2017年2月20日(月)

2017シーズン開幕!ニューカマー・レコメンド
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(C)J.LEAGUE PHOTOS
山形の一員となったのは2016年。在籍わずか1年で長崎へ移籍することとなったが、その間の出場は30試合、2519分。きっちりと存在感を示し、実積も残した。

獲得にあたった石井肇テクニカルダイレクター(当時)は「なんと言っても、彼の特長はディフェンスラインからのフィード力、ロングパス。Jリーガーのセンターバックの中でも高いレベルにあると私自身は思っている」と、横浜FMプライマリーから培われたた足技に太鼓判を押した。

山形は開幕から未勝利が続き、第4節からは4連敗を喫したが、センターバックのほか、ボランチでのプレーに向けても準備してきた田代がピッチに立つことがなかった。

転機は第8節・札幌戦。3-4-2-1から4-4-1-1へのフォーメーション変更に伴い、メンバーも大幅に入れ替わった。田代真一も先発で山形初出場を果たす。それまではボールを失っても守備への切り換えで取り返すことに主眼を置かれていたが、ボールを握りながら、簡単に失わないチームへの変身が図られた。この試合から8試合負けなしとリカバリーに成功した要因は、田代の存在を抜きには語れない。

相手の背後を狙うロングフィードのほか、ズバッと中央を通すくさびのパスもあり、攻撃の起点として大きな役割を担い、常に高い位置に飛び出してのラストパスのチャンスもうかがっている。3-1で勝利した昨シーズン第12節・群馬戦、カウンターから一気にボールを追い越し、すかさず逆サイドへ上げた左足クロスでアシストを記録したシーンは、持てる技術、戦術眼の粋を集めたものだった。

ふだんのイメージは物静かでクール。性格的な優しさが表情にも表れている。練習場では積極的に引っ張るタイプではなく、サポーターやメディアに接する際の語り口もソフトだ。ただし、ひとたびその責任感に火が点けば、胸の奥のボイラーにはいくらでも燃料が注がれる。相手ボールに対してしつこく、粘り強く食らいつくとき、弱肉強食の自然界で我が子を守る生き物のように、田代は野生を取り戻している。

以上

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★ V・ファーレン長崎シーズン開幕戦!★
明治安田生命J2リーグ 第1節
2017年2月26日(日)13:00キックオフ/トランスコスモススタジアム長崎
V・ファーレン長崎 vs ザスパクサツ群馬

2017.02.20 Reported by 佐藤円

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