【G大阪 vs 甲府】 ウォーミングアップコラム:新たな背番号『10』、倉田秋の決意。

2017年2月25日(土)


昨年も叶わなかった『開幕ゴール』を虎視眈眈と狙っている。倉田秋だ。

これまでも、毎年のように「早く取れれば、自分自身も波に乗れる。だからこそ開幕戦でゴールを取るのが理想」と話してきたが、実は彼がそれを実現したのは、ガンバのユニフォームを着ていなかった2シーズンのみ。一度目、ジェフ千葉への期限付き移籍をした10年は、J2リーグ開幕戦に55分からピッチに立つと、スコアレスの状況を打ち破る先制弾をたたき込む。結果的にアディショナルタイムに同点弾を許し、引き分けに終わったが、彼はこのシーズンのリーグ戦で自身キャリアハイとなる8ゴールを挙げた。そして2度目は、翌年、再び期限付きでプレーしたセレッソ大阪でのことだ。ガンバ大阪との開幕戦で先発すると、ビハインドを追いかける展開の中、自身初となるJ1ゴールをたたき込む。ちなみに、このシーズン、倉田は前年度の自身の記録を塗り替える10ゴールを挙げた。

そうしたいいイメージもあるからだろう。常に狙うは「開幕ゴール」だ。今節はチーム事情から、ここまでのACL2試合で預かり、いずれも『player of the match』に輝く活躍をみせたトップ下ではなくインサイドハーフを預かる可能性もあるが「ポジションがどこであれゴールは狙う」と倉田。その言葉には単に自身を勢いづけたいという思いだけではなく、チームが今季の目標の1つに掲げる『スタートダッシュ』への思いが込められている。
「ACLはプレイオフも含めて2試合とも、複数得点を挙げて完封で締めくくるといういいスタートを切れた。この勢いを止めないためにも、J1リーグでも勝利がほしい。ACLとはまた戦い方も違って難しい試合になるはずだし、開幕戦は近年、勝てていないですが、今年は例年とは違う開幕戦前の雰囲気をじていると考えても、例年と同じ結果にはならないはず。ガンバは流れに乗らないと安定して勝つのに時間がかかると考えても、今の流れをつなげて相手にぶつかっていきたい」

今シーズン、倉田は自ら志願して背番号『10』を背負っている。理由は簡単。ガンバ史上初めて日本人で『10』を背負った03年以降、昨年夏に東京ヴェルディに期限付き移籍をするまで、実に13年半にわたってこの番号を背に活躍し、多くのファンに愛された二川孝広の背中を超えたいと思ったからだ。

「ガンバの10=二川孝広というイメージは、ファンの皆さんの中でも定着している。フタさん以上の活躍、偉業を成し遂げないとそのイメージを塗り替えることはできない。そのプレッシャーを自分にかけるために、敢えてこの番号を志願したからこそ、今年はとにかく結果を求めて戦います」
ちなみに、アカデミーの先輩、二川孝広には『10』をつけるにあたって電話をかけ…ようとは頭を過ぎったらしいが「番号を知らなかった(笑)」と倉田。だからこそ、1年を通した『活躍』によって、その報告をするつもりでいる。

文:高村美砂(G大阪担当)


明治安田生命J1リーグ 第1節
2月26日(日)17:00KO 吹田S
ガンバ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪)
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