【F東23 vs 相模原】 ウォーミングアップコラム:恩師の言葉を胸にさらなる成長を目指す大型SB

2017年3月24日(金)


大きな一歩を踏み出した、大型サイドバック(SB)は、恩師からの言葉を胸に地道な成長を遂げようとしている。

開幕2連敗中のFC東京U-23は25日、味の素フィールド西が丘で相模原と対戦する。開幕から2試合連続でセンターバックとして出場してきたDF柳貴博(写真)は、初勝利を渇望した。

「昨年のスタートよりもチームになっているが、勝てる試合を落としている印象もある。相模原はメンバーもそろっているし、隙を見せたら失点につながるので、まずは後ろがしっかりと守って勝ちたい」

そう語る柳は、15日のルヴァンカップ仙台戦に途中出場し、トップチームデビューを果たした。試合後、FC東京U-18時代のチームメートや、家族、友人から続々と祝福のメッセージが届いたという。その中には、恩師からの言葉もあった。

「おめでとう。これからも謙虚に頑張れ」

その送り主は、FC東京U-15時代に柳をFWからサイドバックへとコンバートした奥原崇史監督(現・育成部長)。柳は当時を振り返り、「奥原さんは、U-15の時に初めてSBで使ってくれた。初めは、なんでって思ったけど、徐々に楽しさも分かっていった。守備だけでなく攻撃参加もできるし、自分には合っているポジションだと思うようになった」と言葉にする。SBへと転身後、それまでベンチを温めるばか りだった柳は、徐々に試合出場を重ねるようになっていく。そして、その後はU-18、トップチーム昇格と、トントン拍子に夢をかなえていった。

そのきっかけを与えてくれた恩師の言葉を胸に、さらなる成長を目指すという。

「個人として評価されて上の舞台に立てた。一歩進めたからこそ、これからも、もっともっと気持ちを引き締めて取り組んでいきたい」

連敗ストップ、そして今季初勝利へ。柳が若き青赤軍団をけん引する。「スタメンの平均年齢も自分よりも下のチーム。去年はカズ君(吉本一謙)がチームをうまくまとめてくれた。今季は不在の中、自分が試合を引き締める存在になりたい」。地道に一歩ずつ。184センチの大型SBの伸びシロに際限はない。

文:馬場康平(F東23担当)


明治安田生命J3リーグ 第3節
3月25日(土)14:00KO 味フィ西
FC東京U−23 vs SC相模原
味の素フィールド西が丘(FC東京U−23)
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