【東京V vs 横浜FC】 ウォーミングアップコラム:守備の要・井林主将はチームの貴重な得点源。

2017年5月6日(土)



キャプテン・マークを託されて3シーズン目、井林章の表情は充実感で溢れている。

「責任感を背負いすぎないように」と、周りからも言われ、自分自身の中でも、チーム成績に対してプレッシャーを抱え込まないように努めてきた。だが、責任感の強い男である。一昨年、去年とJ2残留争いに苦しむ結果となったことを、誰よりも重く受け止め、自然と笑顔は減っていた。しかし、今年は違う。第2節から2015年以来となる5連勝も果たすなど、結果として表すことができているのである。チームをけん引する立場としても、確かな手応えを感じている。「チームとして、監督のいう『相手ではなく、ボールがメイン』のサッカーがだいぶ浸透していると思います」。

チーム同様、個人としても好調だ。初となるスペイン人監督の下、3バックの右センターバックとして開幕からレギュラーとして出場。現在リーグ3位の失点数の少なさを誇る堅守を支えている。ここ数試合、失点が続いているが、「僕は、あまり気にしない」と、独自の理論を展開する。「サッカーは、ミスをするスポーツなので、全部が全部防ぐことは無理だと思っています。それよりも、いかに切り替えて、1試合通して結果を出すかという方が大事です」。ただ、今節の相手・横浜FCは、ここまでリーグ最少失点のチームである。「2失点以上すると苦しい。失点したとしても、1点に抑えないと勝機はない」と、首位との対戦に向けて力強く誓った。

本職の守備に加え、攻撃面でも大貢献を見せている。DFにもかかわらず、現在、得点数はFWアラン ピニェイロの7点に次ぐ3点を挙げている。前節も、先制された中、得意のセットプレーから同点弾を決め、逆転勝利を呼び込んだ。以前から、セットプレーには強い意欲を示してきたが、改めて強調する。「苦しい時に、セットプレーは本当に頼りになる鍵だと思います。今後、シーズンを戦っていく中で、『きつい時にセットプレーで1点を取って、勝ち切る』みたいな試合が必ず必要な時もあると思うので、これからもこだわっていかなければいけないところだと思います」。

チームメイトたちからも慕われていることもあり、井林のゴールはチームを活気づける。是非とも攻守で存在感を放ち、首位撃破へと導いて欲しい。


文:上岡真里江(東京V担当)


明治安田生命J2リーグ 第12節
5月7日(日)16:00KO 味スタ
東京ヴェルディ vs 横浜FC
味の素スタジアム(東京ヴェルディ)
みんなの総合評価 (3.4)
臨場感 (2.8)
アクセス (4.2)
イベント充実 (2.8)
グルメ (2.8)
アウェイお楽しみ (2.6)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集

移籍情報