【C大23 vs 富山】 ウォーミングアップコラム:「C大阪U-23での試合で、自分も成長していきたい」/森下怜哉

2017年5月12日(金)



J3リーグ戦にて、開幕からなかなか勝利に恵まれなかったC大阪U-23だったが、第7節、鹿児島とのアウェイ戦にて岸本武流のゴールで1-0と勝利。ようやく今季初白星をあげることができた。しかも、ここまで上位争いを繰り広げ、J1経験のある選手を揃えている鹿児島から勝利を奪えたことは、若き桜の戦士たちにとっても自信になるだろう。

そのなかで、この1勝に「ホッとしました」と率直な感想を述べていたのは、DF森下怜哉だ。C大阪U-18に属し、2種登録選手としてプレーした昨シーズンから、C大阪U-23チームにて22試合に出場、2得点という実績を残していた森下。トップ昇格1年目の今季も、C大阪U-23で全7試合フル出場中だが、過去6試合では、20歳以下の若手選手でチーム構成をしているという面もあったとはいえ、要所での失点が続き、最終ラインを統率している将来性あるセンターバックも、チームとともに苦しんでいた。「まだ(若手の)自分らだけじゃ力がないなと、痛感しています」

それでも、鹿児島戦では今季初の無失点を達成。「今までは、自分らが前からプレスをかけて、はまっている試合が多かったが、自分らの体力がなくなったとき、隙を見せてしまい、同点に追い付かれたり、負けてしまったことが多かった。けれども、この前の鹿児島戦では、うまく自分たちが前半からボールを持てて回せていて、僕らが相手を動かしていた感じだったので、ボールを取られたあとも、距離感よく守備ができていたし、最後も後ろが4枚で(ディフェンスラインを整えて)守れた感じでした。そういったことをこれからもうまくしていきたい」。

元々、物怖じせずに対人守備に向かっていけるのが森下の持ち味。そして、フィード力の精度も武器の1つだ。ただし、そのフィード力のいかし方は今後の課題と認識している。「上(トップチーム)のキャンプだったり練習、練習試合などにも参加させてもらって、センターバックの選手をずっと見てきたが、先輩たちは自分で前の選手を動かしていることが多くて、自分もそうならないと、トップ(J1の試合)に上がれないと感じました。そのためにも、23での試合で、前の選手を動かしたり、(試合の)最後までリーダーシップをとって守備では失点ゼロで抑えていきたいし、そうしていくことで、自分も成長していきたい」

同期の舩木翔は、すでにJリーグYBCルヴァンカップで5試合に出場。1つ年上の庄司朋乃也も、同じくルヴァンカップでトップチームでの試合を経験している。森下にとっても、トップチームでの出場は今、目指すべき目標だ。「(同期の舩木)翔が行っているので、(一緒にやってきた)自分らにもチャンスはあると思っていますし、1試合でもルヴァンカップのメンバーに入れればと思います。そういったチャンスが来たとき、自分がいいパフォーマンスを見せられるように、日頃、23のチームでしっかり準備していきたい」

「昨年よりいい成績を残したい」という、今季のJ3。「まずは1勝できたことは、自分たちの力にもなる。ここからどれだけ勝っていけるか、連勝したいし、昨年よりいい成績を残すためには、連勝することが大事。もっと勢いに乗っていきたい」、そう語る森下にとっても、チームにとっても、この第8節、ホームでの富山戦は、重要な一戦になる。

文:前田敏勝(C大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第8節
5月13日(土)14:00KO 金鳥スタ
セレッソ大阪U−23 vs カターレ富山