【熊本 vs 湘南】 ウォーミングアップコラム:生え抜き4年目のMF嶋田慎太郎、その覚悟。

2017年5月12日(金)



12節までを終え、チームは現在3勝2分7敗と負け越している状況。今節は得失点差で僅かに横浜FCを下回る2位・湘南を迎える。

選手1人1人が浮沈の鍵をにぎっているが、そのなかでもとりわけ、4年目のMF嶋田慎太郎にかかる期待は小さくない。ここまで全試合に出場し、プレー時間はチームで5番目の長さ。前節は今季初めて先発を外れたが、67分に途中出場すると、ファーストタッチとなった右コーナーキックからFWグスタボの同点ゴールをアシスト。その後のリスタートでも左足の鋭いキックで好機を作り、積極的にドリブルで仕掛ける姿勢も見せた。

しかし、ゲームはアディショナルタイムに勝ち越しゴールを食らって敗戦。ここまで全試合に出場して1得点という自身の数字も含め、満足のいく結果は出せていないというのが本音だろう。

ただ、今年は開幕前にスペインのクラブでもまれた経験からプレースタイルにも若干の変化が見え、また自らチームを引っ張っていくという決意も感じられる。

「チームとしての強みを作って、ただボールを回しているだけじゃなくて、ゴールに結びつけるための動かし方を考えないといけない。相手のプレッシャーをはがすパススピードを考えたり、意図を持って緩急をつけることで相手も守りづらくなると思うので、頭を使いながらやっていけたらと思います。地震から1年経って、実家の周りの景色も変わってきました。自分はピッチの上で活躍することしかできないので、少しでも自分のプレーを見て何かを感じてもらえたら。個人的な数字も大事ですけど、チームが勝つために何が重要なのかを考えたい」

開幕から3試合を無敗で乗り切った後に連敗している時期、嶋田はそう話し、「流れを変える雰囲気を皆で作っていかないといけない」とも口にしていた。前回は4連敗のあとホームに松本を迎えて初の無失点勝利で連敗を止めたが、湘南を迎える今節も状況的には似ている。

今季から千葉へ移籍した清武功暉は、チームを離れるにあたって「若い選手がもっとチームを引っ張る役割を担って欲しい」と、嶋田の名を挙げた。嶋田本人も周囲のそうした期待を感じるからこそ、今まで以上の強い思いで、一戦一戦に臨んでいる。

まだ21歳だが、アカデミーからトップ昇格してもう4年目。中心的な存在として、チームを牽引する覚悟はできている。


文:井芹貴志(熊本担当)


明治安田生命J2リーグ 第13節
5月13日(土)16:00KO えがおS
ロアッソ熊本 vs 湘南ベルマーレ
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