【千葉 vs 長崎】 ウォーミングアップコラム:プレーとメンタルの強化に努め、兄・大知との対決を楽しみにする乾貴哉

2017年5月12日(金)


長崎と対戦する第13節の前日(5月12日)に21歳の誕生日を迎えた乾貴哉(写真)は、前節で今季のJ2リーグ戦では初めてベンチ入りを果たした。それまで、2種登録の古川大悟を除けば、今季の千葉のフィールドプレーヤーでまだベンチ入りしていなかったのは乾だけだった。5月11日の練習後、ベンチ入りした心境について聞くと乾はこう答えた。
「ベンチに入ったことは、別にそこまでのことではないです。それよりも次の試合(今節)が長崎戦で、あんまり意識はしてないですけど、お兄ちゃん(乾大知選手)がいるので。長崎戦では試合には出たいなという気持ちがあるので、できる限りのアピールはして、途中からでも出場していいプレーができるように頑張りたいです」

兄の乾大知が在籍するチームとの対戦で、兄弟がともに試合のメンバー入りをすれば初めてのことになるという。乾にとってはすごく優しい兄だが、試合となれば話は別だ。
「けっこう楽しみなんです。でも、それも自分が試合に出ないと始まらない話なので、少ない時間でもいいから出たいですね。お兄ちゃんは対人に強いイメージがあって、自分が試合に出たらたぶんマッチアップすることがあると思うので、積極的に対人プレーをしたいですね」

今季初のベンチ入りを大したことと思わないのは、昨季のJ2リーグ戦の終盤に連続でスタメン出場するなど7試合に出場し、自分に対する要求が高まったからだ。
「練習だけじゃ自分を高めるには限界というか、試合に出たらいつもの練習とは違ったシチュエーションや経験したことのない場面がたぶん出てきたりするので、そういうところで成長できるチャンスがあると思います。だから、今季は試合には出ていかなくちゃいけないなと思っています」

昨季までは全体練習後の自主練習でキックの精度や動き方を磨いてきた。だが、今季、就任したフアン エスナイデル監督はそういった自主練習を原則的に禁止している。
「今でも自主練習をやりたい気持ちはありますよ。でも、それは無理な話なので、練習のワンプレー、ワンプレーに集中して、そこで自分のスキルアップをしていきたいです。ボールをもらう時の動きや裏への動き出し、それからチームが高いディフェンスラインなので背後の対応が難しいところもあって、そういった時も含めて体の向きにもステップワークが大事だと思うので、そこは意識してやっています」

全体練習の中では監督から個人的に話をされ、指導を受ける姿が見られることもあった。
「自分はけっこう積極性に欠けるところがあるので、そういったところのメンタリティを強くしろということは言われました。例えばボールが欲しいところでもっとアグレッシブに自分を表現しろというようなことも言われています。あんまりメンタリティが強くないので、ちょっとしたことでもけっこう崩れちゃう場面が多いから、どういった状況になっても負けないメンタリティというか、監督に何か言われても動じないようなメンタリティを作りたいです」

プレーの精度を高めることやメンタリティの強化に努める乾に、今節のベンチ入り、そして出場のチャンスはあるのか。勝敗の行方とともに兄弟対決が実現するかにも注目したい。

文:赤沼圭子(千葉担当)


明治安田生命J2リーグ 第13節
5月13日(土)15:00KO フクアリ
ジェフユナイテッド千葉 vs V・ファーレン長崎
フクダ電子アリーナ(ジェフユナイテッド千葉)
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