【北九州 vs 鳥取】 ウォーミングアップコラム:「毎日が勝負だ」。3年目の小谷健悟が魅せる熱いゴールへの意欲とまっすぐなハート

2017年5月13日(土)


ミクスタで今季2ゴール目を目指すのが小谷健悟(写真)だ。プロ3年目の今年、右サイドのアタッカーとして定位置を得つつあるが、「試合に出られていても安定はないと思う。毎日が勝負だ」と練習から力を抜くことなく試合に向けて準備を続けている。

現時点で北九州は10位。原田武男監督は「どれだけ点が欲しいか。ディフェンスラインやGKは体を張って飛び込んで守っている。ディフェンスラインは(1点の)重みを感じながら必死で守っているので、前めの選手たちも1点の重みを感じてほしい」と話し、ジャンプアップに向け、決定力とゴールに繋がるプレーの精度向上を求める。

もちろんシュートそのものを評価されるのはFW陣とはいえ、決定的な場面に絡むところでは、2節前にJリーグ初ゴールを挙げた小谷もカギを握る。持ち味はドリブルやフリーランニングを生かした縦への動き。小谷は「チームが勝つために自分が何ができるかを考えながらプレーしたい。一番はゴールを決めることだが、周りがゴールするために自分が動いて走って、それがゴールに繋がればいいかなと思う」と力を込める。

「1年目、2年目と試合に絡めず、悔しい思いがあった」。小谷は10試合の出場にとどまった15、16年シーズンをそう振り返り、今年は「自分の特徴を出してプレーし、使いたいと思ってもらえる選手になる」とひときわ強い意欲でトレーニングに臨んでいる。今季すでに4試合の先発出場や初ゴールもそうした意識が現れたと言っていいだろう。ただ、慢心はなく、「前を向けたら仕掛ける。自分の特徴を出してプレーする」という思いは今なお高く、フィジカルの強化などにも積極的に取り組む。そのまっすぐな気持ちも小谷の特徴だ。

今節は鳥取をミクスタに迎える。スコアレスドローで終わった前節・栃木戦と同じような展開も予想される。北九州が勝ちきるには、原田監督が指摘する「1点の重み」を攻撃陣がどれだけ感じ取っているかがポイント。小谷も「少ないチャンスをモノにするほうが勝つ。決めるべきところで決めることが勝ちに繋がる」と熱を込める。小谷が狙う今季2ゴール目が、ミクスタでの3勝目にリンクする。

文:上田真之介(北九州担当)


明治安田生命J3リーグ 第8節
5月14日(日)15:00KO ミクスタ
ギラヴァンツ北九州 vs ガイナーレ鳥取