【山口 vs 町田】 ウォーミングアップコラム:J2初ゴールの大石治寿。狙うはチームを引き上げる2試合連続弾!

2017年5月26日(金)


前節でJ2初ゴールを挙げた大石治寿。右サイドからのCKにヘディングで合わせ、ゴールを射貫いた。大石はその瞬間を「反らせただけかなと思いましたが、狙おうとしていたところで取れたのは良かった」と振り返る。今節から山口は猿澤真治監督がチームを率い、体制が一変する。指揮官交代はサポーターにも不安を与えてしまう事態だが、それを払拭するのはゴールであり、結果。大石は2試合連続ゴールに向け、黙々と練習に臨んだ。

J3栃木や藤枝で2桁ゴールを挙げ、今年は山口でJ2に初挑戦。序盤戦は岸田和人、米澤令衣などがスタメンを張ってきた中、大石は出場を目指してトレーニングに励んだ。第4節東京V戦の途中から試合に出場、第14節群馬戦ではスタメンを勝ち取り、ストライカーとして、あるいは前線で起点となる選手として躍動。MFとの距離感も良くなってきた中でのゴールだった。

ただ、J2初得点でも「どのリーグであるかに関係なく、ゴールへはこだわりを持って向き合ってきました。J2では初めてですがゴールはゴールです」と特別な感情はなく、それよりも「チームを助けたかった」と強調する。

今週、山口は上野展裕監督から猿澤真治監督へと体制を移行。大石のこの一撃は「上野レノファ」の最後のゴールとなった。下部リーグが主戦場の選手たちを戦術に当てはめ、なおかつひたむきに頑張る選手を引っ張り上げていくという上野流起用術からみれば、努力を惜しまぬ大石がラストゴールだったのは象徴的だ。そしてこれからもチームがたくさんの汗とともに勝利を積み重ねるため、新体制になっても大石はゴールを追い続ける。

今季初開催の下関に迎えるのは町田。大石は「町田とはJ3でも対戦しているが、インテンシティが高く守備が強いという印象がある。手強いチームだ」と話す。それでも勝点3を掴むにはゴールネットを揺らすしか道はない。「結果を残して、チーム(の勝利)に繋がるところまでやっていきたい」。7試合ぶりの白星へ、2戦連続のゴールを狙う。


文:上田真之介(山口担当)


明治安田生命J2リーグ 第16節
5月27日(土)13:00KO 下関
レノファ山口FC vs FC町田ゼルビア