【仙台 vs 甲府】 ウォーミングアップコラム:蜂須賀孝治が心待ちにする、再会の一戦

2017年6月3日(土)


「チームとしてやりたいイメージでボールを“握る”ことができるようになってきた中で、もっと相手のやり方や状況をしっかり見極めて、前向きなビルドアップをしたい」。
明治安田生命J1第14節・甲府戦を前に、蜂須賀孝治(写真)は意気込みを口にした。今季は3-4-2-1の右サイドMFを主戦場として、攻撃に守備に走り回っている。チームとして攻撃の組み立ての質を高めようとしているこの数年で、蜂須賀は、クロスやドリブルといった攻撃の武器を増やし、今は細かいパス交換の中で持ち味を生かせる選手になろうと奮闘中だ。
「(前節の)新潟戦では4バックの相手に対して、こちらは3バックと両アウトサイドの5人で数的優位を作って“ずらす”ことで先手を取れました。(次節の)甲府戦では、相手が3バックから両サイドを下げて5バックにすると、そのままマッチアップすることになりますが、ドリブルや、周りとの壁パスなどで対面の相手を外すことで、一気に優位に立てます」と次節を展望。サイドから相手を崩すために、蜂須賀は工夫を見せられるか。

さてこのような技術的な話とはまた別に、蜂須賀が甲府戦で楽しみにしていることがある。甲府に所属する、元仙台の選手たちとの対戦だ。
最も注目が集まる存在は、2012年から2016年まで仙台に所属し、ストライカーとして活躍してきたウイルソンだろう。この選手はゴール前に陣取るだけでなく、サイドに流れて攻撃の組み立てに参加したり、チャンスメークに回ったりする。蜂須賀のサイドにも姿を現すことは、想像に難くないが「ウイルソンがサイドに流れてきたら、マッチアップが楽しみですよ」と迎え撃つ構えだ。

そして、もうひとり。「同じピッチでできれば嬉しい」と蜂須賀が対戦を心待ちにするのが、前節の甲府で中盤の底にポジションを取った島川俊郎だ。蜂須賀と島川が仙台に同時に在籍したのは2013年の前半だけだが、「尊敬している存在。人間性も素晴らしい」とのこと。JFL時代の秋田や、山口、栃木を渡り歩いて経験を重ねてきた島川とJ1のピッチで再会できれば、同じ1990年生まれの彼らは熱い戦いを繰り広げてくれることだろう。
「シマ(島川)もウイルソンも、ユアスタでは、他の選手より二倍も三倍も力を発揮しようとするかもしれません。でも、こちらとしては『ここは俺達のホームなんだ』という気持ちでプレーし、勝ちたい」。

4日の一戦は、そのような再会の舞台になろうとしている。

文:板垣晴朗(仙台担当)


明治安田生命J1リーグ 第14節
6月4日(日)15:00KO ユアスタ
ベガルタ仙台 vs ヴァンフォーレ甲府
ユアテックスタジアム仙台(ベガルタ仙台)
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