【F東23 vs 沼津】 ウォーミングアップコラム:帰ってきた岡崎慎 プロ仕様の肉体とメンタルを手に目指すはJ1のピッチ

2017年6月24日(土)



ピッチに帰ってきたルーキーが、チームを3連勝へと導く。

 昨冬に右膝半月板を損傷して出遅れていたDF岡崎慎(写真)は、18日のY.S.C.C.横浜戦で今季初先発を飾った。ハイボールの処理を狙われてピンチを招いたが、「90分間フルで試合に出たのは半年ぶりだった。だけど、しっかりと戦えた」と振り返った。

今季からプロの門をたたいたが、昨季はJ3でチーム最多の29試合出場し、2得点を挙げた。現在11位のFC東京U-23にとっては、岡崎の本格復帰は朗報となった。

 ピッチを離れている期間を決して無駄にはしてこなかった。昨年まで、ほとんどやってこなかったという筋トレに加え、体をスムーズに動かすためのトレーニングにも着手。岡崎は自らの変化をこう口にする。

「純粋にパワーが上がった。紅白戦でウタカに当たっても耐えられるようになった。後はつけた筋力をいかにサッカーのプレーの中に落とし込んでいくことができるかだと思う」

25日のアスルクラロ沼津戦も2試合連続先発出場が濃厚だ。試合会場の江東区夢の島競技場は、「去年の最終節に、エノさん(榎本達也=現・FC東京普及部コーチ)と一緒に試合に出た思い出深いスタジアム」だという。現在4位につける沼津は、リーグ最多28得点を誇る攻撃的なチーム。それを伝え聞くと、「強い方が燃える。それはいい情報ですね」と言って、白い歯をこぼした。

 岡崎の復帰と共に、現在リーグ2連勝と波に乗り始めた若き青赤。この勢いを加速させる活躍に期待が集まる。だが、岡崎が見据える目標は、その上だ。

「今、J1で若手にチャンスが巡ってきていないのは、期待に応えられていないから。去年のJ3は、試行錯誤の場だった。でも、今年はJ1にも関わるチャンスがある。J3で結果を出して行かないと上にはいけない」

 岡崎は、その肉体と共にメンタルもプロ仕様となって再びピッチに帰ってきた。度重なる負傷から復活を遂げたDF吉本一謙から受け継いだ背番号「29」が、その背中で光る。


文:馬場康平(F東23担当)


明治安田生命J3リーグ 第14節
6月25日(日)14:00KO 夢の島
FC東京U−23 vs アスルクラロ沼津
江東区夢の島競技場(FC東京U−23)
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臨場感 (2.7)
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