【徳島 vs 京都】 ウォーミングアップコラム:存在感際立つ守護神・長谷川徹。だが、88年会には消極的。

2017年7月15日(土)


前節・名古屋戦(2○0)、激闘の末に無失点で勝利。GKが目立つ試合は決して良いとは言い切れないかもしれないが、結果的に長谷川徹(写真)がPKを防ぐ活躍も含め、ビッグセーブ連発で勝点3をもたらした。だが、ゴールを守れている理由は「DFのやつらがやるんすよ。コースを切って、ここしか打たせないみたいな守備するから」とあくまでチームメイトのおかげ。堅実なプレー、謙虚な姿勢、ちょっとやんちゃそうな見た目。総合すると・・・、好感度しかない!!

また、名古屋戦で印象に残っている場面がある。DAZN の『週間ベスト5セーブ!』で1位に輝いたセーブ。長谷川徹のもとへ真っ先に向かったのが同学年のキャプテン岩尾憲。二人がタッチをかわした場面は、スラムダンク第28巻で三井寿と赤木剛憲が拳を合わせて無言の会話をする場面を彷彿とさせた。長谷川からも、その表現は「上手い」とお墨付きをいただいた。ともなれば、「…………2年間も待たせやがって……」の名言を残したメガネ君こと木暮公延の存在も欲しい。探さずとも適任がいた。それは島屋八徳。宮城リョータ好きな島屋ではあるが、この3人の中では小暮くん役であって欲しい。

というのも、長谷川徹、岩尾憲、島屋八徳。この3人が今季の徳島をけん引している88年世代(※島屋は89年生まれだが同学年)。いつも一緒にいるような関係ではなさそうだが、やはり見えない所でしっかりコミュニケーションは取っているようだ。長谷川に2人について聞くと「一緒にしないでください(笑)」。なぜなのか。「あいつらは家庭を持って、しっかりやってんすよ。(独身の)俺は、なんか負い目あるんすよ(笑)」とのこと。しかし、「あいつらは88年会を“やろう!やろう!”って言うんすよ。3人で。俺は嫌だって言ってるんすよ。ご家族に迷惑かかるし、お前らどうせ俺のこと見下すんだろ!って(笑)」。

とはいえ、長谷川の心とは裏腹に、岩尾と島屋からのラブコールは熱烈。その熱意に負けてか、遂に開かれた88年会。3人で会うと照れくさい理由でもあるのだろうか。「俺は、(大﨑)淳矢と馬渡を連れて行きました(笑)」。

次こそ、3人で88年会を。J1昇格の目標を達成し、一献傾けてもらいたい。

文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第23節
7月16日(日)18:30KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs 京都サンガF.C.